今や国民食でもある、牛丼。
そんな牛丼チェーンの大手である吉野家が、面白い試みをスタートします。
薬局で牛丼を販売
薬局チェーン大手のウエルシア薬局で、なんと吉野家の牛丼を販売することになりました。
たしかに薬局は薬だけではなく、日用品やちょっとした食材なんかも扱っています。
その流れで吉野家の牛丼があっても…
いや、それでもかなりの異業種コラボなような気もしますが。
ちなみにこれ、薬局で調理するわけではありません。
吉野家で作り、それを薬局に並べて置くというものです。
もちろんどんぶりではなく、お弁当用になっています。
まだ一部店舗での試みのようですが、こういった動きが他でも見えてくるかもしれません。
幅広い層に広がるチャンス
吉野家としては販売手数料を取られることは間違いないですが、メリットも多そうです。
牛丼チェーンは女性が入りにくいという話を聞きますが、薬局での販売なら女性層も拾えます。
ちょっと日用品を買いに行くついでにお昼ごはんどうしようかな、という人にもいいですよね。
こういった視野を広げたビジネス提携は面白いですね。
コロナ以前はこういった動きもけっこうありまして、ブログで紹介したことも何度かありました。
しかしコロナになってから、どうしても動きは鈍ってしまいましたからね。
緊急事態宣言も空けたこの秋、さらなる異業種コラボも増えてくるかもしれません。