成田に大型ジャンボジェット機がやってきました。
エアバス社のA380です。
ウミガメのデザインということで、なかなかインパクトがありますね。
写真はこちらの記事に出ています。
ANAが導入の超大型旅客機「空飛ぶウミガメ」成田空港に到着 – ライブドアニュース
世界最大級のA380
このエアバス社のA380ですが、大型のジャンボジェット機となっています。
これまでジャンボジェット機といえば、ボーイング社のボーイング747が有名です。
こちら昔は日本でもよく運行されており、乗ったことある人も多いかもしれません。
戦後日本が経済大国となり、海外へ出かける人も増え、その中でこういった大型ジャンボ機が活躍していました。
しかし大型ジャンボ機はどこでも発着できるわけではなく、設備が整った大きな空港である必要があります。
使い勝手という意味では決していいものではなく、近年は大型機よりも、くまなくいろんな空港をカバーできるサイズの飛行機に需要が高まっています。
このエアバス社のA380は、なんと全て2階建ての世界一の乗客数となります。
ANAの場合、なんと520人も乗れちゃうみたいです。
ボーイング747もいくつかの種類があり、中には550席なんてものも昔はあったようです。
しかし現在空を飛んでいる飛行機の乗客数という意味では、A380が最大かもしれませんね。
苦しいジャンボ機
とはいえ先ほども述べた通り滑走路のことや、さらに燃料費のこともあり、コスパという意味ではやはり中型機に人気が集まります。
今はコロナということで、こういった大型ジャンボ機にとってはさらなる逆風となっています。
このA380も、実は2021年で生産中止となってしまいました。
今後の航空業界についてはまだなんとも言えませんが、現在のトレンドが続いた場合、ANAにやってきたA380が日本で最後の大型ジャンボジェット機になるかもしれません。
もっとも今後は全ての飛行機が電動になるという話まで飛び出しています。
どういった形になるかわかりませんが、飛行機というのが20世紀以降の今あるイメージとはちょっと違うものになるかもしれませんね。