残念だけど仕方なし、アルティメス計画は延期へ


この2020年代は宇宙開発が再びスタートする重要な年代ということで、自分自身も宇宙系の話にも注目しているところです。

こちらは2年前のブログですが、2024年に有人での月探査を行う予定でいました。しかし延期になるようです。

月面には令和5年、火星には令和14年…令和時代に進みそうな宇宙開発

アルティメス計画は延期へ

延期の理由は、やはりコロナのようですね。

とはいえ、個人的には宇宙開発に前向きだったトランプ前大統領が、予想より早く大統領を降りることになったことも影響しているのではないかと思います。

ちなみにこの有人探査、アルティメス計画には日本も参加をする予定です。

数年後には日本人が月に降りるかもしれないということで楽しみでしたが、仕方ありません。

どれくらい延期するのでしょうね。

こちらには1年とありますが。

米国の月面着陸は25年以降、訴訟やコロナで目標延期=NASA

いや、でも1年なんてあっという間ですからね。実際はもう少しかかりそうな気も。

宇宙開発は代理戦争

もともと20世紀の宇宙開発は、米ソ冷戦の代理戦争のような形で進められていました。

また、そういった宇宙開発の技術が軍事にも転用されるという性質もあります。

しかし冷戦が終わり、そこまでがっつりと宇宙開発をするメリットがなくなってしまったという背景があります。

現在は中国、インドを始め、今後世界の中で台頭するであろう国は、かなり積極的に宇宙開発に力をいれています。

トランプ前大統領は、そういったところも踏まえての宇宙開発に力を入れていたと思われます。

中国は月だけではなく、火星にもかなり力をいれています。

うまくいけば2040年代にも火星に人を送るとのことですが、今後米中の政治的摩擦が、そういった宇宙開発に拍車をかける可能性もあります。

NASAがのんびりやっている間に、中国はあっという間にはるか先に行くことも十分ありえる技術力と情熱があります。

こういったところ、バイデン政権がどのように考えているかも気になりますね。

今後は米中を中心に、この宇宙開発はこの数十年でなかったスピードで進んでいくことになります。

また新たな偉業や発見にも期待ですね。