ヨーロッパに加え中国でも!iPhoneのUSB待望論がさらに高まる


iPhoneのライトニング端子問題、これまで何度か取り上げている話ですが、興味深い動きがありました。

今度は中国です。

中国でも規格統一の動き

ヨーロッパでは、端子の企画が複数あるのは独占禁止法としても環境問題としてもよくない、ということで、規格統一の動きが見られています。

これはライトニング端子からUSB-Cに変わる可能性を示唆しています。

同じ動きが中国でも起きそうだという報道がありました。こちらです。

Lightning端子が不利に? 中国の関係機関が外部接続端子の規格統一推進 – ライブドアニュース

中国は、実はなんだかんだでiPhoneが人気です。

一時期人気が衰えたこともありましたが、Huaweiの失速と合わせてiPhoneの人気が高まっています。

こちらにそのことについての記事もあります。

iPhone13、中国消費者に人気のワケ 華為の失速追い風、半導体リスクも(小久保重信) – 個人 – Yahoo!ニュース

中国はAPPLEにとっても大事な市場です。

製品に金色を導入した狙いは、中国をはじめとする中華圏をターゲットにしたからだという話もあります。

ヨーロッパ、そして中国でこういった動きがある以上、ライトニング端子の動向にますます注目が集まります。

根強く残る待望論

iPhoneのUSB対応については、日本国内でも多くの人が声をあげています。

APPLEユーザーからしてみたら、iPadの一部やMacbookがすでに対応しているだけに、もどかしさを感じている人もいることでしょう。

利便性という一点のみの話でしたら、APPLEは動きにくいかもしれません。

しかし今は環境問題対策というキーワードを出されてしまうわけで、こうなってしまうと対応は難しいです。

USBの方が転送速度が速いということもあり、カメラを売りにしたいiPhoneとしてみたら、実は利便性もあったりもします。

しかしiPhone14がUSB対応になる可能性は今のところ低そうです。

APPLEは無線通信に力を入れ端子をなくしたい思惑もありそうですが、開発に加え世の中への浸透のペースを考えると、そろそろ決めないといけないタイミングなのかもしれません。