インターネット黎明期は、インターネットにつなぐときは電話回線を使っていました。
そのため、電話代も普通にかかったし、ネットをしているときは電話がお話中になってしまうんですよね。
懐かしい。
テレホーダイが終了へ
テレホーダイというサービスがあります。
夜11時から、特定の電話にかけ放題というものです。
もちろん特定の個人の電話を登録することもできますが、一般的にはインターネットプロバイダの電話番号を登録するものでした。
つまり、テレホーダイを使えば、夜11時以降は定額でネットができるということです。
電話代が跳ね上がる心配もなく、夜11時以降はインターネットのアクセスが集中するというテレホタイムという言葉も生まれました。
そんなテレホーダイは、2024年にその役目を終え、終了するそうです。
むしろ、まだあったのね。
IP電話へバトンタッチ
テレホーダイ終了の理由は、固定電話が変わるからです。
僕らの記憶にあるようないわゆる電話回線というのは、アナログ回線で電話をします。
この2020年代にアナログ回線をIP電話、つまり光ファイバー網のインターネットの回線に切り替えるということが行われます。
まぁユーザーとしてはなにも気にしなくていいんですけど、中身が変わりますという感じです。
ただデジタルになることで、遠方ともクリアな音で会話ができ、さらに遠方でも電話代が一律になります。
そういえば、昔は遠方に電話するのは値段が高かったですよね。同じ市外局番だと安かったんですよね。
最近は固定電話を使わなくなったので、そんなことすらあまり覚えていません。
今後は固定電話も昔とは少し形を変えるかなと思います。少なくとも家庭用は、そう遠くないうちに役目を終えるかもしれません。
IP電話に一本化して、保守管理を円滑にしたい思惑もあるのでしょうね。