QUESTIONより
写真に関して思ったことです。 いま、写真を現像せずにデータで楽しんでいる人が多いかと思います。 物騒な話かもしれませんが、自分がもし明日死んだとしたら遺影にできそうな写真はほとんど残っていません。 ですが、携帯のデータの中にはあるかもと思いました。 いつか遺影もデジタル表示になるのかなと思ったんですが、そうなると思いますか?
なるほど、遺影のデジタル表示はなんだかありえそうな話ですね。
自分自身も現像されている最近の写真なんてほとんどありません。ライブで配るフライヤーかポスターくらいじゃないですかね。
写真を撮る頻度は世の中増えているでしょうが、写真を現像する頻度は圧倒的に減っているでしょうね。
デジタル写真のメリット、デメリット
デジタル写真のメリットは、データが残ること。逆にデメリットはデータがなくなること。
なんだか矛盾していますが、ちょっと解説していきます。
まずデータが残るというのは、写真のデータをクラウド管理している場合、手元のデータがなくなってもデータが消えることはありません。
最近のスマホはiCloudやGoogle Photoなどのサービスと連携されていますので、知らぬ間に写真がバックアップされているなんてこともしばしば。
また、思い出深い写真はSNSなどに投稿しているケースもあるでしょうし、仲間内で共有することもあるでしょうし、写真のデータそのものが消えるという可能性は日常的に考えると少ないなと感じます。
先日の台風で多くの思い出の写真もダメージを受けたことでしょう。デジタル管理ならばそれでも大丈夫というのがメリットです。
逆にデメリットは、データがなくなること。
これは、クラウド管理をしていないケースです。昔のガラケー時代のデータとか、デジカメとか、きちんとバックアップを取っていないとデータが読めなくなってしまいます。
今は大丈夫でも、数十年後には読めなくなります。もしかしたら先日の台風で水没して故障し読めなくなったデジタル写真もあるかもしれません。
その一方で、現像していれば、保管状態さえよければかなり長持ちするのではないでしょうか。また、水没したとしても、劣化はしても写真と認識することもできるでしょうし、ここがアナログ保管のいいところですね。
デジタル写真立てはこれから
今もすでにいわゆるデジタル写真立てといって、写真を24時間スライドショーで流し続けるものはあります。
一つのスペースでいろんな写真を表示できますし、これは面白いものと思います。
今は液晶技術が発達し、消費電力も下がってきています。さらに音声認識を搭載したディスプレイ付きAIスピーカーという形で、これから新しい需要を生みそうな気がしています。
テレビとは違う形で、なにかタブレットとテレビと写真立ての三要素を兼ねそろえたような新しい存在がでてきそうな予感がしているんですよね。
5Gの登場など、今まで以上に気にせずインターネットにつながるということができるようになります。
写真なんて当たり前のようにクラウド管理になるこれから、やはり日常的で考えるとデジタル写真にますます傾いていくことになるでしょうね。