今は空前の金余りとも言われ、その一方でお金が足りないという時代になっています。
ある人にはある、ない人にはない、ということです。
PayPayがあと払いを開始
現在の預貯金ゼロの割合は、20代が16%、30代が8%、40代〜が13%、60代〜18%とありました。
20代~60代で1,000万円貯めている人・貯蓄ゼロの人の割合はそれぞれどれくらい?|タマルWeb
貯金がない、ということは、今すぐ欲しいものがあっても買えないということです。
デビットカードやPayPayのような仕組みは、基本的には購入する前の段階でお金がないと使えないものです。
この数字は、逆に言えば1割以上の人はPayPayなどを使いにくい状態にあるということを指します。
PayPayが今回スタートする「PayPayあと払い」は、クレジットカードのようにまとめて引き落としになる仕組みです。
そのため、もちろん審査も必要です。
クレジットカードだとついつい使いすぎてしまう、しかしQRコードのPayPayならば感覚的にそのリミッターも外れやすそう。
浪費癖のある方はお気をつけて。
預貯金ゼロの割合をどう考えるか
預貯金ゼロの割合は、みなさんもお気付きの通り、徐々に増えています。
平成の30年で上昇「貯蓄ゼロ世帯」23%の危うさ | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
こちらの記事によると、80年代は貯蓄ゼロは3%だったんですね。
前にも老後2000万円の貯金なんて話題もありましたが、この預貯金ゼロをどう考えるかは難しいところ。
貯めればいいというわけではない、というか、貯めすぎるのもよくありません。
金は天下の回りものということで、流動性がなければ落ち込んでいきます。
その分を投資や消費に回っているということであればいいのですが、現在の様子をみるとそういうわけでもなさそう。
最近はベーシックインカム推進派に鞍替えしはじめてきているので、預貯金ゼロ、ベーシックインカム山盛りがもしかしたら最高な状態なんじゃないかなとも?