バンド名に「さん」付けは本当に必要なのか


とあるテレビ番組で、出演者の方がスピッツを呼び捨てで言ったことが話題になっています。

上白石萌歌の「スピッツ」呼び捨て発言が波紋、さん付けはむしろ失礼か – ライブドアニュース

「さん」付けは一般的には人名につけるものですが、近年はグループ、企業、さらには国名にまでさん付けをする人が増えています。

しかし、そこまでやる必要があるのかという疑問の声も多いです。

バンド名に「さん」を付ける必要はあるのか

余談ですが、摩天楼オペラは2単語のコンビネーションとなっていますので、「摩天楼オペラさん」「摩天楼さん」「オペラさん」の3種類が存在しています。

どれが正解というわけではありません。

最近は「オペラさん」が多いような気もしますが、不思議なものです。

このバンド名に「さん」を付ける必要があるかどうか、これは非常に難しいところで、自分も公式な場ですと「さん」をつけるかもしれません。

しかし内面では団体名への「さん」付けは不要と思っておりますので、どこかでうっかり呼び捨てで言ってる発言や記述もあるかもしれないので、そこはご了承ください。

ビジネス用語でも、とにかく企業名やグループ名について、さん付けが多いです。そこまでするのかという感じもしますが。

最近は政治家でも「アメリカさん」という人もいます。まぁこれはちょっと揶揄って言っているような感じもしますけどね。

しかし日本語の意味は変わる

しかし日本語というのは意味が変わるものですので、もともとはこうだからとか、過度な丁寧語は逆に失礼だ、とかいう主義主張は、あまり社会では通用しません。

グループ名のさん付けですと、お笑い業界なんかはよくつけていますよね。バンド界隈でさん付けが増えたのは、そこからの流れじゃないかなとも思いますけども。

そこのルールでは、そこに従うのがベスト、というか、無難なのかもしれません。今後多くの人がバンドにさん付けするようになるのであれば、それに合わせてさん付けをすることがルールとなっていくことでしょう。

変化する日本語、変化する敬語ということで、前にもニュース読み企画で○○させていただきます、という話をしたことがあります。今回の件もそれに通づるところがありますね。