先日、ニュース読みで「Yahoo!ニュース検診」をやりました。
サイトはこちらです。
そして動画はこちらです。
自分自身もニュースをよく読みますが、デマ、誤報を掴んでしまうことも当然あります。
仮想通貨だととくに気を付けるべき誤報
先日、ウクライナがTwitterを通じ、仮想通貨で寄付を募るということをしていました。
自分もまた寄付を行いましたが、こちらなかなか難しい判断をしなくてはなりません。
例えば銀行口座の寄付であれば、おそらく相手が詐欺だった場合、なんらかの方法でそのお金はどうにかなるような気もするんですよね。
でも仮想通貨って、アドレスがわかれば簡単に送金できるのがいいんですけど、それが詐欺だった場合、もう泣き寝入りするしかないということになります。
本物を見抜く脳内チェックリスト
自分もそのとき、実はいろいろと考えました。
ツイートはこちらです。
このツイートで、自分の頭の中で即時に行ったチェックリストを説明します。
まずは一番わかりやすいところ。そのアカウントは本物かどうかです。
Twitterの場合は、アカウント名、認証マーク、フォロワー数をまっさきにチェックします。
今回はアカウント名が偽物だと作れないようなシンプルなものであること、認証マークがあること、フォロワー数がたくさんいたことを確認しました。
しかしそれだけではまだ完璧ではありません。
その次にチェックしたのが、ざっと過去の投稿をチェックしました。詐欺であればたくさんの投稿はないでしょうからね。
同時に、このツイートに対するリプもちょこちょこっとチェックしました。ですが、リプは詐欺であった場合も騙されている人がいろいろ頑張ってツイートをするわけで、あまり参考になりません。
詐欺だ!という投稿が多ければ話は別ですけどね。
それでも詐欺の可能性
実は、寄付をした後も詐欺かもしれないと頭の片隅にはありました。
こちら、コミュニティでのツイートです。
Twitterは正真正銘本物だったとしても、Twitterがハッキングされて、ロシア、もしくは詐欺団体が寄付金をゲットする手法です。
Twitterがハッキングされるか、担当者のスマホやPCがハッキングされるか、なんか今の仕組みだとできちゃいそうな気も。
決め手として確認したのが、投稿時間です。自分の場合、この投稿が行われてから十数時間が経過していました。
詐欺であれば、おそらく何らかの別の方法で注意喚起がされていてもおかしくない時間です。
ウクライナ政府関連のツイッターは多くありますしね。
もしこの投稿から30分後とかに自分がこれに気付いたとしたら、その場では寄付はしなかったかもしれません。
とはいえ、こればかりはわからないですからね。
ウクライナ政府関連のすべてのSNSが同時にハッキングされていたらどうかって話も。
実際に便乗詐欺も
今回のウクライナの件に便乗して、ウクライナ絡みで活動しているということで仮想通貨のアドレスを書いて寄付を募るツイートをいくつか見ました。
すべてが詐欺と断定はできませんが、たぶんほとんど詐欺だと思っています。
銀行口座を公開してお金を集めるより、アドレスを公開してお金を集める方が簡単であり、ゲットしたお金も簡単に他に流せちゃいますからね。
今は日常的に仮想通貨を使う人は、そのあたりのリテラシーが高い人でしょうし、引っかかる人は少ないと思います。
この辺りは、今後の課題でしょうね。