先日のロッテ戦、佐々木投手に対して白井球審が注意をした話が、大きな話題となっています。
完全試合のこともあり注目されている選手ということもありますが、球審の詰め寄り方がただの注意というよりかはかかなり強く言っているような態度だったこと、それを止めに入ったのが18歳の若いキャッチャーという構図も合わせての話題ではありますが。
機械化する審判
スポーツは野球に限らず、審判にすさまじい力が与えられます。
現在はビデオ判定のようなものもありますが、多くのスポーツではそれらはジャッジを補助するためとされており、最終的には審判が判断しているわけです。
そのため、審判に逆らうというのはどのスポーツでも厳しい罰が与えられます。
これは日本だけではなく、海外でもそう。むしろ海外の方が厳しいケースもあります。
そのような中、審判の機械化についてもたびたび話題になります。
例えばサッカーでは、ゴールラインテクノロジーが一部で導入されています。
サッカーは白線の上ではゴールではなく、それを越えるとゴールになります。
しかし入ったか入ってないか、きわどいシーンはたびたびあります。
野球ではストライクかボールかをジャッジするロボット審判がアメリカで導入されています。
米独立リーグ、”ロボット審判”を廃止 選手から不満が続出、投本間も18.44mに戻る(Full-Count) – Yahoo!ニュース
現在は独立リーグで試験導入されていますが、これを一部では廃止するようですね。
審判は機械化したほうがいいのか
機械化することで、ある程度の透明性は担保されます。
なんでこれがボールなんだよ…みたいなことで審判と選手の間で揉めるケースは減るかもしれません。
お客さんも、機械化であれば納得もできます。
実際に野球でもサッカーでも、現在のようにビデオ判定があることで、見ている側も納得感をもって試合を楽しむことができるようになりました。
とはいえ自分自身も古い人間ですので、ジャッジミスもまたスポーツの醍醐味、というような気持ちも持ち合わせています。
もちろんそれによって贔屓のチームが勝ったり負けたりするわけですけど、なんかそれも含めてのエンターテイメントだなと。
まぁ高校野球のようなものだとさすがにそれでは遺恨が残りますけど、プロスポーツならば。もちろん頻度にもよりますけどね。
とはいえ先日のJリーグのように、再試合にまでつながるようなジャッジミスのこともあるので、そういうのを防ぐ仕組みはやはりほしいですけどね。機械化というよりは、仕組みですね。
まぁでも、スポーツのジャッジもいろいろな種類がありますので、線を越えたかどうかみたいなところは機械化は今後進みそうだと思っています。
あれはファールなのかどうかとか、なかなか機械が決めるのは難しそう。
審判の機械化、これからどうなるのでしょうか。