今期もスタートしたチャンピオンズリーグ、しかしその裏で激震です。なんと日本でDAZNがCL放映権を手放すというニュースが飛び込んできました。
欧州CL配信されず ダゾーンが日本での放映権を手放す(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
海外サッカーを多く網羅しているDAZNなだけに、CLも楽しみにしているサッカーファンも多く、ネット上では大きな話題になっています。
揺れるDAZN
オリンピックやワールドカップも含め、スポーツビジネスではこの放映権がすさまじい金額で売買されています。ぐいぐいと金額が上がっていき、これはもはやバブル化しているのではないかという声も聞かれます。
DAZNが三年間のCL独占放映権を獲得したというニュースもあり安心していたユーザーも多いと思いますが、それなのにこういった形で手放すこともあるんですね。理由はコロナのこともあるといわれていますが、力をいれていたように思われたアジア圏を少しずつ整理したいのかなとも感じます。
同様に今年は大リーグの放送もなくなりましたが、ほかのスポーツにも波及しないか心配ですね。
また、今回のCL撤退は急な動きで、ちゃんとした発表がなされなかったということもあり、ユーザーにとってショックな反応を示す人が多いようです。
海外でも再編成の動き、次の勝者は?
では海外に目を向けてみると、実は海外でも同じようにどこが放映権を勝ち取るか、揺れに揺れています。
フランスではNetfrixがCLの放映権を買うのではないかという話が浮上しているようで、記事になっていました。フランスのリーグもどうやらNetfrixが買い取ったそうで、こういったところにNetfrixの勢いを感じますね。
日本でもオリジナルアニメを作るなどNetfrixの強さを感じることはありますが、これでスポーツまで取ってしまったらすごいことです。
CLはどこで見る?
DAZNでCLを見ることができなくなり、もともとDAZNが独占放映権を持っていたということで、スカパーや地上波でも放送はされないと思われます。現段階で日本でCLを見るためにはUEFA.tvという公式サービスを使うしかないようです。日本語に非対応で、また全試合が放送されるわけでもないようですね。
CLの盛り上がりは春から夏前くらいまででですから、そのあたりにはまた動きもありそうな気も。コロナのことだって来年もどうなるかわからないし、下手すると放映権ビジネスのバブルが崩壊して大混乱になる可能性も。スポーツビジネス、まだまだ揺れそうです。