動画配信サービスの中でも、世界規模の存在になっているNetflix。
最近ではやや苦戦しているという報道もありますが、それでもその影響力はかなりのものです。
Netflix法がスイスでも
Twitterのニュース読みコミュニティにてメンバーさんが投稿してくれた話題です。
スイス「Netflix法」国民投票で可決（シネマトゥデイ） – Yahoo!ニュース
実はこの話、数年前から世界中でちょこちょこでているんですよね。
ブログで扱ったかなと思って検索しましたが、出てきませんでした。
そしてスイスでもこのNetflix法が可決したというニュースがでていました。
どんな法律かというと、収益の一部を自国の映画など動画コンテンツに投資しろ、という内容のものです。
これ日本でもあったら、アニメ業界にたくさんお金が落ちそうではありますけども。
まぁ日本の場合は日本がコンテンツ的には強いところもあるので、ちょっと他の国とは事情は違いそうです。
動画コンテンツのグローバル化
これは動画だけではなく音楽でも同じことが言えるかもしれません。
Netflixのようなグローバルにコンテンツを展開するサービスが登場すると、どうしても莫大な資金力があるメガタイトルに収益が集中します。
弱い国のコンテンツがますます弱くなる、という性質があります。
まぁこれについては考え方次第で、弱い国のコンテンツでもNetflixなどで取り上げられれば一気に世界的なものになるので、一概には言えないところもあるんですけどね。
ただ現状、結果的に自国のコンテンツが縮小していることを危惧したところからこの話がでてきています。
ヨーロッパではこういった法律がちょこちょこでてきていて、世界的な動きにもなるかもしれません。
Netflixとしても、もう昔のようなWEB2時代は終わるわけで、この世は弱肉強食だろ、みたいな態度は取れません。
これはNetflixだけではなく、その他の動画サービスにも適用されるものです。
グローバル企業だからこそ、こういった配信のトップ企業だからこそ、こういう法律が各国で成立していることをNetflixは前向きに対応していかなければなりませんね。