もうすぐ6月です。
6月になるとスマホのブラックリスト対象期間を終えます。
これで自由になります。
スマホのブラックリストとは
スマートフォンは契約になるわけで、怪しい人とは携帯会社は契約したくないですよね。
そのため、業界内で共有しているブラックリストがあります。
ありますというか、あると言われています。
特定の条件でこのブラックリストに掲載されます。
まずは携帯電話の未払いです。これはわかりやすいですね。
そして次が、携帯電話の会社をコロコロ変える人。
これもブラックリストの対象となります。
これがとてもわかりにくいのです。
なぜ会社を変えるとブラックリストに載るのか
なぜコロコロ通信会社を変えるとブラックリストに載るのか。
これはガラケー時代からの話ですが、日本は通信会社と端末をセットに販売するという手法を取っています。
そのため、端末は安く、その金額を通信量に上乗せして販売するということができました。
頻繁に変えられてしまうと、端末を安くゲットする裏技ができてしまいます。
それを防ぐためのブラックリストです。
ブラックリストに載る条件
では、どれくらいの頻度で変えるとブラックリストに載るのでしょうか。
これは明らかにはなっていません。
自分の場合、なぜこの6月でその期間を終えるといっているのか。
これは単純に、ドコモの販売員がそう言っていたからです。それ以外の根拠はありません。
たまに家電量販店の店員さんからこのブラックリストの条件を聞き取り調査?しているのですが、会社によって条件が異なります。
例えばドコモですと、ドコモ→ahamoの機種変更は問題なくOKと言われました。自分もそれでドコモからahamo
に即日変えています。
しかしau→UQモバイルはOKで、au→povoはNGともいわれました。
おそらく、povoは0円運用が可能なため、そういうことになっているのかもしれません。
とはいえ、これも明確化されているものはありません。店員さんも、そういう情報があった、という曖昧な言い方をするのです。
スマホのブラックリストは独禁法違反ではないのか
総務省がスマホ業界にメスを入れ、この数年間でいろいろ変わったなという印象があります。
機種変更、通信キャリアの変更に自由と選択肢が与えられました。
しかしこのブラックリストって、自由に機種変更をすることを阻害していますよね。
この背景には、1円販売とか、23円販売とか、そういうエグい顧客獲得商法を未だにしていることも関係しています。
まあ自分も23円でiPhone13miniを使っているわけですけど、この商法は異常ですよ。
ブラックリスト入り、しかもその条件や理由は明らかになっていないということを客に突きつけて契約を迫るというのは、顧客の囲い込みですよね。
だったら加入して何ヶ月間はキャリア変更したら違約金とか、そういうことにしたらいいのに、それをしたら総務省に怒られるから。
もしやったらお前わかってるだろうな、って脅されているようです。
総務省は自由なキャリア変更を推奨しているのに、違和感を感じます。
これって独禁法のなにかに違反しているんじゃないのか。
総務省はこのブラックリストにもメスを入れてほしいなぁ。