昨日、京都タワーと京都水族館に爆弾をしかけたという爆破予告がありました。
規制線が張られ、もちろん施設内の人は全員外へ避難となります。
爆破予告なんてそれこそドラマのような話ですが、こういう爆破予告は昔から絶えませんね。
手軽になった爆破予告
今回は電話での爆破予告でしたが、インターネットが登場してから、メールや掲示板、SNSでの爆破予告も増えています。
昔は電話や脅迫状のような手紙が主な予告手段だったので、そういう意味でもより手軽に、より気軽に爆破予告を行うことができます。
簡単にできるからこそ、子供がいたずらで、なんてこともよくありました。
学校に行きたくないから学校に爆破予告を、なんてニュースもあったような気がします。
インターネットの掲示板なんて、荒れてしまえばすぐに誹謗中傷、暴力的な発言が飛び交いますよね。その中でついうっかり爆破予告に該当するようなことを言ってしまう人も多いものです。
本人はそんな大ごとになるとは思わなくても、大ごとになることは多いです。
爆破予告をされちゃったら
爆破予告なんてされても、ぶっちゃけそんなことないだろう、と考えてしまいがちです。
例えばライブで爆破予告があって、そんないたずらを理由にライブを中止していいものか、とやはりどうしても考えてしまいます。
しかし、実際はそういうわけにもいきません。
実際に犯行予告があり、その通りの犯行が行われたケースも少なくありませんからね。
すぐに警察に連絡し、学校だったら休校、お店だったら休業、興行だったら中止、これは仕方のないことです。
実際に爆発しようがしまいが、被害者側がその対応に追われることになります。
爆破予告をしちゃったら
そんなつもりはなくとも、勢いで爆破予告をしてしまったら…。
爆破予告は、実際に爆破しなくとも罪になります。
威力業務妨害罪、脅迫罪などにあたります。
もちろん民事で損害賠償請求されることになります。
場合によってはすさまじい金額の賠償額になります。
掲示板のように匿名だったらバレないのでは、と思う人もいるかもしれませんが、バレます。
よほどハッキングの知識に精通していない限り、匿名の書き込みでも誰がどこでやったのかすぐバレます。
大騒ぎになってしまう前に、申し出たほうがいいです。すぐならば向こうも訴えないかもしれないですしね。
そういえば数年前に、掲示板上に仕込んだスクリプトが作動して、意図しない犯行予告をさせ逮捕させるという悪質な事件もありましたね。
くれぐれも、ネット上で変なことをうっかり書かないように気をつけましょう。