IEの略で親しまれたマイクロソフトが開発しているWEBブラウザ、インターネットエクスプローラー。
いよいよ本日16日にその幕を閉じました。
インターネット黎明期を支えたIE
インターネットエクスプローラーは1995年から登場。
Windows95はインターネットのアクセスがしやすくなるOSで、そのタイミングでの登場となりました。
95年からインターネットというものが世界中で爆発的に普及していくとともに、このインターネットエクスプローラーのユーザーは増えていきました。
当時はネットスケープナビゲーターというブラウザもあり、ネスケかIEか、といったところでしたね。
WEBサイトもこの2つでどっちを使っているかによってアクセスの入り口を変えるなど、WEBの企画もまだ完全統一されてはいませんでした。
ネットスケープはブラウザ開発を途中で止めてしまいましたが、IEも現在はEdgeへと以降しています。
IEの最新バージョンは11です。なんと2013年で更新が止まっています。
そんな古いブラウザを使い続けるのは危険ですので、もう現段階でもほぼユーザーはいないといってもいいでしょう。
企業ではまだ需要も
実際にネットを接続するというよりは、社内システムの都合でIEを使い続けているところもあるようです。
そういった企業のために、後継のEdgeではIEモードというものがあります。
このIEモードはまだまだサポート期間があります。
本当はそういった古い社内システムも新しいものにしたいところでもありますが、すべての企業で足並みを揃えるのは難しいですね。
IEのサポートは切れましたが、それでも使い続ける企業もあることでしょう。
インターネットが普及して30年、どうしたってこういう転換期は訪れます。
とはいえ今回のIE終了で、そういったレガシーな仕組みもそろそろ一巡した頃かもしれませんけどね。
あとはどんなものがあるのだろう。探せばいろいろありそうですが。