myspaceという単語を久々に聞きましたが、音楽系のSNSとして海外を中心に流行していました。Twitterなどが登場する前、2003年よりサービスを開始した老舗のSNSです。
ヨーロッパツアーに行く前にmyspaceを作れと言われたのでそのときに作ったので、摩天楼オペラのオフィシャルもあります。
当時はまだ「瑠璃色で描く虹」に収録されている3曲しかなかったので、それしかアップしてませんでしたけどね。
久しぶりにのぞいてみたら、たしかに曲が聞けなくなっていました。海外のファンからのコメントもすべて消えていました。
myspaceがデータ消失
近年はmyspaceを使う人は海外でも減っているようですが、世界中のインディーズアーティストの曲が掲載されていたということもあり、根強いファンも多かったみたいです。
そんなmyspaceですが、3年以上前にアップロードした音楽データや写真などのデータを消失したという発表がありました。
その理由としてはサーバー移行のミス?ということみたいです。
どうやら気づきませんでしたが1年前よりこういった状態だったみたいで、今回公式にデータの消失を認めた上で、復旧不可能というコメントを発表しました。
SNSは永遠ではない
最大手SNSではないとはいえ、それでもmyspaceほどの巨大なSNSがデータを一気になくすということは、これまでのインターネットの歴史の中でもあまりないことかもしれません。
データ維持も膨大な量となりますと、その管理も簡単なことではありません。
ましてやTwitterやFacebookなど、大手SNSに関してはいったいどのようにデータの管理をしているのか、むしろ興味がありますね。
現在はクラウドにデータを保存するのも一般的になっていますし、昔以上にデータを手元ではなくネット上で管理するような感覚が身についています。
SNSには思い出のデータ、人間関係など多くのものが詰まっています。
そんな利用しているSNSが急になにかミスや悪意のある操作によってデータがなくなってしまう、というのはあり得る話でもあります。
なにかそんなことを考えさせられる今回の一件でした。
ちなみにデータがなくなった摩天楼オペラのオフィシャルmyspaceはこちらです。