今や社会はジェンダーレスへ。
こういう考え方はこれはこれで大事だと思うし、とはいえ男らしさ、女らしさ、さらにはその個人らしさというところも大事だと思うし、難しい問題でもあります。
ジェンダーレス制服
昔と違って、制服もジェンダーレスです。
選択肢の幅が広がっています。
こちらの記事がなかなか興味深いものでした。
バリエーションがあれど、強制カミングアウトにならないようにしなければならないということです。
つまり男子が女の子っぽくなるわけでも、女子が男の子っぽくなるわけではなく、
絶妙なところでお互いに寄せ合っていくということですね。
インタビューではシルエットについてありました。なるほどなぁ。
とはいえ形状についてはわかりやすいところですので、男子のスカートはやはり強制カミングアウトに繋がりかねないところはありそうです。
スラックスを履いて巻きスカートとかどうかなとか、V系的には思っちゃったりもしますが、学校には理解されなさそうだなぁ。
ジェンダーレスの行き着く先は超個性か無個性か
LGBTに関わらず、自分にあった服を着たいという意見もあります。
自分自身がLGBTだろうがそうじゃなかろうが、絶対にスカートを穿きたくない女子がいてもおかしくありません。
そういう意味では、制服をやめて私服にするのが一番です。
私服にしてしまえば気持ち的な面も機能的な面も、すべて解決です。
個を優先したジェンダーレスの行き着く先です。
その一方で、全員同じ服を着させてしまえば解決だったりもします。
男子女子、大きい人小さい人、LGBTの人、障害者の人、白人や黒人、世の中にはいろいろな人がいます。
その上でいろいろ服装で問題になるのであれば、もう全員同じ服を着ればいいだけの話ではなかろうか。
今回のジェンダーレス制服についても、程度はあれどこちらの道を進んでいますよね。
男らしさ、女らしさをなくしていく方向にするのであれば、全員完全に同じデザインの囚人服のようなものでいいのでは。
これは極端な話ですけども、究極の無個性もまたジェンダーレスの行き着く先です。
今回はさらに教育現場の制服というところもあり、中高生というお年頃な世代を扱っているわけで、この議論を難しくさせていますよね。
中性とジェンダーレスは違う
自分自身けっこう中性的な感じが好きなんですけど、最近思うのは中性とジェンダーレスも違うのだろうなと思っています。
自分がV系というフィールドで活動しているのと、さらにここ数年は2.5次元系が好きなこともあり、究極の中性とはなんなのかというのをよく考えています。
この話はまた機会があればまた!