これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです。
若者の間で進む「脱・パソコン」時代の選択と可能性とは?
スマホやタブレットの性能が進化するなか、若い世代を中心に「パソコン離れ」が進んでいるというニュースが話題になっています。総務省の調査によると、パソコンの保有率は2005年の87.2%から、2023年には65.3%まで減少。とくに20代では、その変化が顕著です。
パソコン不要? 20代の3割が「持っていない」
IT系メディア「FOR IT」の調査では、20代〜60代の男女500人のうち約7割が個人のパソコンを保有。しかし、**20代では約3割が「パソコンを持っていない」という結果に。また、「特に必要性を感じない」と答えた割合は20代で37%**にも上ります。
背景には、スマホやタブレットで完結するライフスタイルの普及があります。動画編集や資料作成すらスマホで完結できる時代。さらに企業が貸与するパソコンで業務が完結することから、**「自分用パソコンは不要」**という考え方も定着しつつあるようです。
パソコン不要派と必要派――二分する意見
この話題については、著名人の中でも意見が分かれています。
- 堀江貴文さんや前澤友作さんは「パソコンなんていらない」派
- 一方で、ひろゆきさんは「子どもにはパソコンを与えるべき」派
これがまた興味深いところ。個人的には、やはり「パソコン推奨派」です。
スマホの“便利”に潜む落とし穴とは?
スマホは非常に便利なツールですが、その自由度には限界があります。たとえば、アプリはAppleやGoogleが認めたものしか基本的には使えません。つまり、スマホという世界はAppleやGoogleという巨大企業の手のひらの上で成り立っているのです。
パソコンならどうでしょう?
MacでもWindowsでも、ユーザー自身が自由にソフトウェアを選び、環境を構築し、改造することができる。この「自由度」こそが、“可能性”そのものではないかと私は思うのです。
生産者になるか、ただの利用者になるか
ひろゆきさんの言葉を借りれば、「生産者になるか、ただの利用者で終わるか」。パソコンは確かに敷居が高く感じられるかもしれませんが、スキルとして身に付ければ、そこから広がる世界は格段に広く、深い。
たとえば大学進学のタイミングで何を買い与えるべきか――
私なら迷わず「MacBook(もしくはノートPC)」と答えます。iPhoneやiPadも便利ではありますが、「創る」立場に立たせたいなら、やはりパソコンです。
タブレットとPCの役割の違い
ちなみに私もiPadを活用していますが、やはり仕事の“コア”はPCです。手書きやアイデア出しにはタブレットは有効でも、実務作業や複雑な作業にはパソコンが必須。これは職種やライフスタイルにもよるとはいえ、汎用性の高さはパソコンが一歩リードしているのは間違いありません。