今日から7月です。
灼熱の夏ということで話題ですが、円安についてもなかなか止まりません。
iPhoneがここで値上げへ
実は日本のiPhoneは円安ということで、他国に比べてお買い得状態となっていました。
秋に出る新型iPhoneでは値上がりは確実だろうと踏んでいましたが、急激な円安による価格調整ということで、すでに発売中のAPPLE製品が値上げとなりました。
iPhone大幅値上げ、最大4万円 iPadやAirPodsも軒並み(ITmedia NEWS) – Yahoo!ニュース
販売中のものをこういう形で値段を上げるというのは珍しいなと思いました。
急激な円高になったときは、円高還元セールのような形で販促に活かしていましたが、円安だとどうにもなりませんね。
Macbookが以前値段を上げていただけにどうなるかと思いましたが、ここにきてまさかの、という形でした。
6月までに買っていた人はラッキーでしたね。
値上げという表現は適切ではない
円安で騒ぎすぎではないかという人もいますし、円安は長期的には日本にとって得だという考え方もあります。
たしかに円高になればいいというわけでもなく、程よいところで安定してくれるといいんですけどね。
この円安については、日米の金利差の問題がネックですので、今のところ停止する要因はありません。
ただアメリカのインフレがある程度収まってくれれば、利上げのペースにも影響があり、少し落ち着くはずです。
逆にインフレが収まらなければ、この円安はさらに進むことになります。
日本にいると値上げであることには変わりないのですが、実際は今回の件は値上げではありません。価格調整です。
iPhoneが高くなっているのではなく、日本が貧しくなっているのです。
この感覚をグローバル市場の中で忘れたくはありませんね。