情報が多いと、逆に何をすればいいのかわからなくなるという現象があります。
情報が多い現代社会、だからこその商法もありそう。
ジャムの法則
情報が多いと何をすればいいかわからないという現象は、決定回避の法則とも呼ばれます。
ジャムの法則とも呼ばれています。
品揃えが多いほど買われなくなる、というものです。
ただこれはその時の状況や値段設定などにもよるところで、回転寿司のようなものであればそこそこメニューの数が豊富なほうが売り上げ向上につながります。
状況によっては数で攻める方がいいこともあり、状況によっては選択肢を絞る方がいい、ということです。
感覚的には、購入、取得するものに大きな負担がなければ、選択肢は多くてもいいのかなと思っています。
回転寿司はメニューが多ければ多いほどいいと思いますが、逆に高級寿司は絞ったほうがいいのかなと。
それと選択させるための導線も大事です。
例えばiPhoneは色、容量なども含めたらかなりのラインナップになりますが、導線は無印、Proモデルなど、限られていますね。
iPhoneは高価ですので、最初から全ての選択肢が一覧になっていたらどれにすればいいのかわからなくなる人が増えてしまうのでしょうね。
ガチャにしてしまうのも面白い
最近は旅ガチャなど、自分の行動を運に任せるサービスに注目が集まっています。
コロナのこともあり、どこでもいいから安価で旅行に行きたいという需要と、ゲーム性が相まって面白いのでしょうね。
運に任せるといえば、昔から福袋なんかもあります。
潜在的にはこういったガチャ要素の楽しみ方は存在していますね。
ニュース読みコミュニティに、本ガチャを紹介してくれた方がいました。
何が読めるか分からない「本ガチャ」、ネット書店が開始 小説約100冊をランダム販売
なるほど、これも面白いです。
選択肢が多いといえば、音楽もそうですよね。なんせ凄まじい量の楽曲をサブスクは網羅しています。
各サブスクサービスは、有料会員への導線として無料で音楽ガチャなんかやっても面白そうです。似たようなことはあるかも。
買い物に限らずですが、今はなにかと選択肢が多い時代です。
それはそれでありがたいのですが、毎回熟考していろいろ決めていくのは大変です。
中には、もうおすすめでいいや、ってなることもありますよね。
そんな中、最近の◯◯ガチャはいい感じに今の時代感にフィットしているのかもしれませんね。