LINE Payクレカは還元率2%へ、2021年のクレジットカード事情


今日も少しマニアックな話題ですが、クレジットカードの話です。

実は昨年からメインのクレジットカードを、LINE Payのものに変えました。

真っ赤の東京オリンピック仕様のデザインにしています。

還元率は驚異の2%へ変更

メインのクレジットカードを変えるというのは、実は人生で初めてのことでした。それくらい長く以前までメインにしていたヨドバシカメラのクレジットカードを使っていたんですね。

なぜクレジットカードをずっとヨドバシカメラのものにしていたかというと、当時としてはまだ数が少なかった、ポイント還元率が1%だったからです。

しかし、現在は1%の還元率は珍しいものではなくなりました。併用して使っている楽天銀行のデビットカードですら1%ですからね。

しかしこのLINE Payの還元率は、なんと1年間限定で3%というものでした。それにつられてクレジットカードを変えたわけです。

1年たったらどうせ1%くらいに下がるんだろうなと多くのユーザーは思っていたと思いますが、なんと2年目以降は2%となることになりました。

クレジットカードで2%の還元率ですと、国内トップレベルだと思います。

LINE PayはPayPayとの連携もとれますので、もしかしたらユーザー増えるかもしれませんね。

2%の還元率なら、これからしばらくメインのカードとして使えそうです。

クレジットカードの今後

昔は、現金を持ち歩かずとも買い物ができるというメリットがありました。

クレジットカードのメリットの一つに、現在口座がすっからかんでも引き落としが来月だからその時にはなんとかなる!という、借金的な考え方もあります。

しかし、そういったメリットの恩恵を受けながら使うユーザーは、実際どれくらいいるでしょうね。やはりクレジットカードのユーザーは、現金を持たずに買い物ができるというメリットを重視しているのではないでしょうか。

つい数年前まではクレジットカード以外の選択肢はありませんでした。しかし今は支払方法はさまざまです。家電量販店でもPayPayなど使えますし、高額のものもクレジットカードではなくPayPayなどで払う人も増えていると思います。キャンペーンによってはPayPayを使って買い物をしたほうが得なケースもありますしね。

ちなみにPayPayの還元率は基本的には0.5%と低めになっています。使い方次第では1.5%まで上がりますが、それでもLINE Payクレジットカードの2%には及びません。

今後はクレジットカード各社も、同業他社だけではなくこういった新しいキャッシュレスサービスもライバルとなります。PayPayを見据え、2%くらいの還元率を導入するクレジットカードは増えるかもしれません。しかしあまり上げ過ぎると首を絞めていきます。

今後はPayPay経済圏と楽天経済圏のどちらに属するかという構図に変わっていきます。楽天がクレジットカード事業で成功しているのも、こういった構図にいち早くコミットさせることができたからです。

PayPayに関しては、YahooカードがPayPayへ統合されることが決定しています。楽天への対抗として結構強めのキャンペーンを打ってきそうな気もしますので、クレジットカードを作る予定がある方は、少し発表を待ってもいいかもしれません。