お金がなくてもやしばかり食べている…という話がでてくるくらい、もやしは安いイメージがあります。
自分もまたもやしにはお世話になっている人間です。
いろんな使い方ができますし、安いし、とても助かりますね。
もやし業界の悲鳴
11月11日はもやしの日、なんですね。
まあ1がもやしに見えるからなんでしょうけども。
そんなもやしの日に出した広告が話題になっていました。
こちらはニュース読みでも取り上げた話です。
11月11日は「もやし」の日…広告を打ったワケ 「物価の優等生」も悲鳴、生産者側「次々と廃業者が出ている」(まいどなニュース) – Yahoo!ニュース
この広告は消費者に向けて出したものではなく、小売店に向けて出したものです。
ここも興味深いなと思いました。
値上げできない辛さ
辛いなら値上げしたらいいじゃん、と思うわけですが、ここにはもやしならではの事情もあるようで。
記事によれば、値上げを小売店が受け入れてくれないとあります。
たしかに小売店は安いイメージのあるもやしをしっかりと安く売ることで、その店全体の安さを強調したい思いもあるでしょう。
実際に自分もよくいく激安スーパーでは、以前は18円で売ってましたからね。
これが20円台とかになったら、スーパー自体が値上げをした印象にもつながりかねません。
他は上がってももやしは上げたくない、ってところもあるのでしょう。
また、他の野菜は天候などの影響で値段は上がったり下がったりしますよね。
でももやしは安定しています。工場で作っているからでしょう。
だからこそ、もやしの値段が一つのパラメータのように感じてしまっているのかもしれません。
インフレや円安で、原材料費や輸送費が上がっているのは、どこも同じ。
それでいて値段が据え置きというのは、きついですね。
もやし生産者の願いは小売店に届くのでしょうか。