AIりんながSHARPのTwitterでバイトをした話が興味深い


企業SNSの中でも面白い試みを常にしているのが、SHARPです。

先日もAIりんなにバイトをやらせるということで、なかなか攻めています。

AIりんなにSHARPのTwitterをやらせた話

SHARPもかなりツイートをする方だと思いますが、AIのメリットは疲れないこと。

シャープ公式Twitterの中の人が疲れて「AIりんなちゃん」に任せた結果 → リプライ全員に返事か | ガジェット通信 GetNews

リプに大量に返事を書くなど、人間ではとてもできないことをしていました。

この組み合わせは数ある企業SNSの中でも抜群に攻めたやり方です。

ちなみにAIりんなとは

AIりんなはマイクロソフトが開発している会話botです。

もともとLINEでスタートし、Twitterもやっています。

当初は会話でスタートしたAIりんなですが、今ではイラストや音楽も。

中の人が明確にいるVTuberのようなものでもなく、人間が操作しているVOCALOIDのようなものでもなく、さらに独立したAIキャラクターということで個人的にも注目しているサービスの一つです。

こういうのが個人で自由に作れるようになると、メルメリーの完全AI化も夢ではないですね。

AIの注意点

まだまだこえなくてはならないハードルが多いのも事実です。

当面の問題点は、やっていいことと悪いことをどう区別できるかということでしょう。

LINEやTwitterのような言葉ベースだった場合、差別発言などあったら大変です。

このあたり単語レベルなら規制はできるでしょうが、文脈レベルでどこまで対応できるかは意外と難しいです。

イラストなんかもそうで、黒人をゴリラなどで表現してしまったら大変なことになります。

人間がAIイラストを使うのと、AIがAIイラストを使うのとは少しニュアンスが違いますからね。

こういったAIについては短期的視点、長期的視点の両方で興味を持っています。

近いうちにこのあたりのことをまとめお話ししたいなと思っています。