和室離れ、というニュースがありました。
たしかに和室離れはありそうですね。
和室の選択肢がない
和室離れというか、そもそも和室がないですよね。
部屋がたくさんあるマンションならば和室もあるかもしれませんけど、東京都で普通の人が普通に暮らすようなマンションなら、和室の設置は難しいでしょう。
これは戸建てでもそうです。
古いリノベ物件は和室はもうリフォームされて別のものになっているでしょうし、昔のようないわゆる”和室”がある家そのものが減っているのではないでしょうか。
自分自身、和室がある家で暮らしたことはありません。
生活の変化
記事にもありますが、和室がなくなっていく一番の理由は、生活の変化でしょうね。
昔は一つの部屋がリビングにもなり寝室にもなりという生活様式でしたが、今は布団を敷くという概念も減ってきました。
一人暮らしのワンルームは別として、リビングにわざわざ布団を敷いて寝る家庭は少ないでしょう。
西洋文化といってしまえばそこまでですが、生活や興味の多様化が進んでいる今、狭くても自分の生活スペースを確保するような方向へ環境も移行していきます。
また、高齢化社会になるとますます椅子やベッドのようなものが重宝されていくことも予想されます。
ありとあらゆる面から、和室離れは今後も継続しそうですね。
和室には和室の良さはあるかと思いますが、その良さを知らない人が増えると加速しそうです。
自分もまたその知らない一人でもありますが。