先日、ニュース読みでUFOの話をしたとき、関連して集団パニックの話をしました。
あれから、集団パニックについて不思議だなと思い、ちょっと調べて見ました。
集団パニックとは
パニックというのがどういう状態かはなんとなくみなさんわかると思います。
集団パニックは文字通り、それが周りにどんどん広がることをいいます。
パニックってのは気持ち的なものですので、それが伝わるってのは不思議な感じもしますが、そういうことは実際にあります。
集団ヒステリーともいいます。こっちのほうが言葉としては有名かな。
Wikipediaによると、保育園などで子供が一人泣き出すと周りの子も泣き出す現象がありますが、これも集団パニックの一種と考えられているようです。なるほどなぁ。
集団パニックが起きる条件
これもいろいろ読んでいて知らなかったことがたくさんありました。
まず、起きる条件と起きない条件があります。
それは、生き残ることにつながるかどうか、ということです。
興味深い事例として、絶対に生き残ることができない状況だと集団パニックは起きにくいそうです。
慌てても無駄だということなのでしょう。
緊張状態で冷静じゃないとき、情報が足りないとき、危険が迫っておりどうにかすれば助かる見込みがあると感じたとき、など複数の条件がそろうと集団パニックが起きやすくなります。
過去の事例と理由
国内外でよくある例として、過呼吸の連鎖があります。
学校などで誰かが過呼吸で倒れると、同じ教室にいる子供たちが次々と過呼吸で倒れる事象は実際に存在します。
誰かが倒れる姿を見てしまうことで、次は自分に害があるかもしれないという不安、なぜ倒れたのかわからないという情報不足がこういった過呼吸を引き起こすといわれています。
ある種の人間の危機管理能力でもありますが、不思議なものですよね。
また、日本でもコックリさんといった話がありますが、これもまたある種の集団パニックなような側面もありそうです。
最近では海外でも似たような事例がありました。
ちなみに、ニュース読みの際にお話ししたマリア様の降誕については、こちらの話です。
集団ヒステリーか? 「奇跡」か? 光輝く聖母マリアが出現した! (2016年11月5日) – エキサイトニュース
不思議な事例です。しかもそんな昔の話でもないんですよね。100年前くらいで。
これもある種の集団ヒステリーではないかということですが、実際はどうなのでしょうね。