新聞の部数が減っているのはスマホの普及と関係ないかもしれない話


新聞の発行部数が減っている、というのはみなさんも感覚的にもわかっていると思います。

昔は電車ではサラリーマンがみんな新聞を読んでいましたが、今では電車で新聞を持っている人そのものを見かける機会は少なくなりました。

みなさんが各家庭で新聞を購読していますでしょうか。

少なくとも自分は購読していませんが、周りでもそのような人はあまり聞きません。

スマホと新聞

今では手元のスマホで簡単に世界中のニュースを読むことができます。

自分は新聞は読みませんが、ニュースを読むのは好きです。

そんな自分がなぜ新聞を購読しないのかと問われるのであれば、おそらくスマホがあるから、要するにネットがあるからと答えるでしょう。

しかし、もしかしたらスマホの台頭が新聞離れを起こしているかというと、そうではないのかもしれません。

興味深い記事がありました。

「スマホが新聞を殺した」は本当? 部数が減ったわけを考える 事態は70年前から始まっていた – ライブドアニュース

こちらによると、意外にもスマホの普及率と新聞の普及率には相関関係がないことが書かれています。

スマホ普及よりも前のタイミングで新聞は発行部数を下げていますし、そもそも黎明期にスマホを購入した層が新聞を購読していたかといわれると、そうではないでしょうね。

また、ネットの普及と新聞の減少にも相関関係はないともありました。

ニュースへの関心は変わっていない

また、こちらの記事には若者世代のニュースへの関心度は変わってないという話もありました。

ポッドキャストの視聴者は若者世代が多いようで、単純にニュースの受け取り口が変わっただけなのかもしれません。

しかしこれは報道機関にとっては重要な変化で、マネタイズの方法については引き続き考えていく必要がありますよね。

また、若いときに新聞を読んでない世代は、年をとっても新聞を読まないという話もありました。

紙の新聞は、やはり消滅へ向かうことは間違いないでしょう。

今は新聞社のネット記事でも有料記事が増えてきました。

広告収入、有料記事、さらにはどんなマネタイズ方法があるのでしょうか。

ニュースへの関心という、潜在的な需要がなくなっているわけではないことからも、なにかうまい方法があればいいですよね。