QUESTIONより:ストロング系は薬物よりヤバい?


QUESTIONより

彩雨さんこんにちは! いま世間では、ストロング系の缶チューハイは危険だ!というツイートが話題になっていますが実際どうなのでしょうか!?


ストロング系の飲み物、流行っていますね。自分はあまり飲まないのですが、みなさんはどうでしょうか。

ストロングブームの背景

ここ近年、ストロング系のアルコール飲料が流行しています。通常ですと5%程度のお酒も、8%や9%のものまで登場しています。さらにはビールもストロングが登場するなど、ますます市場は盛り上がりを見せ、このブームは今年も続くと予想されます。

酒離れなど言われていますが、このストロング系はまださらなる成長も見込めるということで、各社商品開発を進めています。今年の夏にはまた別の飲み物も登場するかもしれませんね。

この背景には、早く酔いたいという意識もあるそうです。昔はそこでカップ酒が選ばれていましたが、今ではその代わりにストロング系の飲み物が選ばれるわけです。

アルコール依存とストロング

ストロング系チューハイは甘い味付けもしてあって、日本酒などと違いお酒が苦手、と感じる人でもぐいぐい飲めてしまいます。さらに高アルコールということもあり、自然とアルコール依存に陥る人も多いという話もあります。

薬物依存よりも依存度が高いと警鐘を鳴らす専門家もいます。

ストロング系チューハイに薬物依存研究の第一人者がもの申す 「違法薬物でもこんなに乱れることはありません」

自分はいわゆるチューハイよりもアルコール度数の高いお酒も飲みますけど、だからといってアルコール度数が高ければいいという考え方は持っていません。ストロング系の飲み物を否定するつもりはありませんが、若者の間でアルコール度数を求めるような動きがあるのであれば、それは心配です。

南欧式と北欧式

先程の記事に、お酒の飲み方で南欧式と北欧式についての話がありました。

自分はお酒はとても好きですが、基本的には料理に合わせて飲む酒を変えるスタイルです。あくまで先に料理です。こういったスタイルは南欧式です。北欧式は蒸留酒をぐいっと行く感じです。北欧はアルコール度数の高いお酒が多いですからね。

記事の中にアルコール度数と自殺率の話がありました。これもなかなか興味深い話で、アルコール度数が高いと自殺率が上昇するという話です。北欧のフィンランドは国が政策としてアルコール度数を下げお酒の飲み方を変え、自殺率が下がったということについて言及されています。

そう考えると、今の日本のようにアルコール度数を求めるような酒の飲み方の流行に関しては、これから先おもわぬ弊害がでないか心配ですね。まぁ酒飲みとしてはやはり酒の飲み方は自由だとは思いますが、あまりにも度数ばかりに注目が行くようなお酒業界にはなってほしくないなとは思いますね。