WBCの当日再放送に思う、アーカイブと再放送の概念


二日連続の大熱戦を制し、WBCは優勝で閉幕しました。

当初はどこまで盛り上がるかと言われていたWBCですが、ここまで盛り上がったのは予想外だったかもしれません。

昨年のワールドカップに引き続き、日本の大躍進に心打たれた方も多いことでしょう。

二日連続の再放送

このWBCはアメリカで決勝ラウンドが行われたため、試合開始時刻は日本時間の朝でした。

1日目はたまたま祝日だったからよかったものの、2日目は普通に平日です。

そんなところからか、この大熱戦は当日の夜に再放送されることになりました。

AYAME-nft.eth / 摩天楼オペラ 彩雨 on Twitter: “異なる放送局で再放送をするのね!【WBC】決勝戦もTBSで午後7時から緊急再放送!「WBC決勝~世界一の歓喜をもう一度!」(日刊スポーツ)#Yahooニュースhttps://t.co/axCq1t0mxi / Twitter”

異なる放送局で再放送をするのね!【WBC】決勝戦もTBSで午後7時から緊急再放送!「WBC決勝~世界一の歓喜をもう一度!」(日刊スポーツ)#Yahooニュースhttps://t.co/axCq1t0mxi

しかも決勝戦に至っては、異なる放送局での再放送という非常に珍しいことが起きました。

再放送のおかげで試合を見ることができる人もいたと思いますが、疑問に思う方も多かったかもしれません。

再放送という概念

野球が好きな人にはいいでしょうが、全員が野球が好きなわけではありません。

見たいと思っていたテレビが、現在生放送中の野球ならともかく、12時間前に行われた試合の生放送で放送されなくなることについて、腑に落ちない人もいたことでしょう。

自分はもはや現段階でほぼすべての番組をネットで見ている人間ですので、再放送という概念はすでに自分の中にはありません。

代わりに、アーカイブになります。

今回のWBCについても、わざわざテレビの放送枠を使っての再放送より、これを見たい人をTVerなどに流すことに尽力する方がよかったのかなと思います。

ただWEB周りはAmazonとの権利問題の事情もあって難しかったのかもしれませんけどね。

こういった再放送という考え方は、今後ゆるやかになくなっていくことが予想されます。

権利問題がスムーズになり、さらにWEBアプリの利用が加速するれば、再放送、さらには録画という概念すらも、アーカイブという言葉に置き換わりそうです。