統一地方選挙ということで、少しずつ盛り上がってきていますね。
先日、「若者よ、選挙に行くな」という動画が炎上しているというニュースがありました。
若者よ、選挙に行くな
なかなかセンセーショナルなキャッチですね。
この動画はもともとけっこう前のやつですけど、またあるんですかね。
内容は、結局は選挙に行ったほうがいいよね、ってものになってます。
なかなかよくできた動画だとは思いましたが、たしかにいい意味でも悪い意味でも話題になりそうだなとは思っていました。
高齢者ばかりが有利になるような政策になるのは、若者が選挙に行かないからだ、というようなニュアンスだったと解釈しています。
それが、若者層と高齢者の分断を招いているという批判ですね。
まぁそうとらえればそうかもしれませんけども。
そもそも、選挙するときってみなさん自分に有利な政策を掲げている人に投票するもんなんですかね。
昔はたしかに高齢者層が有利になるような制度が自民党に有利に働いたことも結果的にはあったかもですが、実際に戦後復興のことを考えるとそれも妥当だと思います。
それに、実際は現在は高齢者にそこまで有利な政策にはなってないですよね。
年金もどんどんもらいにくくなってますし。医療費だってね。
そういう意味で、ミスリードを起こしやすい動画だなとは感じています。
選挙に行けない!選挙が行われないケースも
市議会や県議会の選挙は、しばしば定員割れするケースもあります。
今回もそうです。
「まるで出来レース」13選挙区で無投票の新潟、有権者は 統一地方選 – ライブドアニュース
選挙がない民主主義ってどうなんだって感じなんですが、よくよく考えると異様なことですよね。
議員を目指そうと思う人が少ないわけで、じゃあ立候補しろという話なんですけど、そうはいきません。
立候補ってハードル高いですよね。
お金も必要だし、仕事も辞めるわけですよね。
お金持ちだったり、単独でも稼いでいけるような人ならいいんですけど、会社勤めの人で家族なんかいたら、政治家目指すのってけっこうリスキーですよね。
まあそれくらい志がある人に政治家になってほしいわけですが、もうちょっとどうにかできないかなと感じています。
今後は地方選挙でも同じように無投票のところも増えそうな気も。
そのうち、若者よ立候補するな、って動画がでてくるかもね。