このコロナの世界が生み出したもの、その一つが、過去にないほどの好景気です。
皮肉なもので、多くの人が苦しむ一方で、一部の企業が儲けています。
そういった一部の企業の業績が全体を引っ張っているので、コロナによって株価が落ちるどころか、上がっているのです。
まぁ、世の中はそんなもんです。
大手IT企業は記録的な業績
先日、4~6月期の決算が発表されました。
米IT大手、記録的な業績 グーグルは過去最高益(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
特にすごいのがGoogleです。まぁ数字はこちらの記事を読んでもらいたいですが、まぁとにかく異例の好景気ということが書いてあります。
羨ましいを通り越していますね。
このGoogleの業績の多くは広告収入によるものです。Googleはいろんなことやっていますが、圧倒的に広告収入です。特にこの春はアメリカでは世の中が普通になろうとしているタイミングですので、これまで出し渋っていた旅行といった業界も動き出しているのも影響しているようです。
同じようにFacebookも広告収入により業績を挙げています。Amazonについては今回の決算に関する情報をブログを書いている時点で見つけられませんでしたが、30日早朝に決算ミスという情報も。APPLEはiPhone12が好調で伸ばしているという情報はありましたね。
GAFAで最初に脱落するのはどこか
今は完全に4強ですが、GAFA以外にも伸びてきそうなIT企業はたくさんあります。
Netflixやテスラあたりにも注目していますが、Microsoftもありますしね。
現在の4強の構図も、いずれ変わるかもしれません。
どこが伸びるか、という興味もさながら、どこが落ちるかという興味もあります。
GAFAで最初に脱落するのはどこか。
これはやはりFacebookである可能性が高そうです。
その理由は収益モデルにあります。
Facebookは広告収入の割合が非常に多いんですよね。その他は他にもいろんなことやっている会社でして、広告収入のビジネスモデルがいつまで継続できるかが鍵になります。
こちらの件については、今年元旦のこちらの記事でも紹介しています。
この問題がやはり長びきそうで、Facebookに関しては売上が鈍化するとの予測もあります。
フェイスブック、売上高伸びの「著しい鈍化」を警告 株価下落(ロイター) – Yahoo!ニュース
今はまだコロナバブルが続いていますが、この広告ビジネスのあり方次第では、ネットの世界も大きく変わるようにも感じています。
もっとも、それ以外にFacebookがなにか新しいことをする可能性もありますけどね。仮想通貨とかいろいろ噂もありますので、今後の動きにも注目です。