以前、Windows10MobileというOSがありました。
文字通りモバイル用のWindowsです。
モバイルWindowsは消えた
久しぶりにネットでこのMobile版のWindowsを目にしたので、懐かしいなと思いました。
未来が消えたはずのWindows 10 Mobileスマホ「Lumia 950/950 XL」にWindows 10/11をインストールして生き返らせる「Lumia WOA」
端末自体は持ってなかったんですが、モバイル版Windowsはアリだなとずっと思っていました。
しかしなかなかうまい具合に活躍できず、残念ながらサービスが終了してしまいました。
こちらは、そのモバイル版対応の端末にPC用Windowsを入れるという企画みたいです。
今はWindowsはAndroidとの結びつきを強めてまして、モバイル版Windowsはもうなさそうな気配ですね。
スマホOSで生き残れなかった理由
スマホでWinodowsが動くメリットってけっこうあると思っていて、ワードやエクセルなどを含め、PCアプリが動くというのはとてもありがたいことです。
まぁモバイル用なので完全に同じとはいかないかもですけど、マイクロソフト純正アプリは同じ挙動になるように調整もできたと思います。
個人的にもこのあたりにけっこう期待していまして、やっぱり今でもワードやエクセルを同じように動かすことはできないですし、Windowsのモバイル版があれば二台目スマホとして重宝しただろうと思うこともしばしば。
Windows8がでたときあたりから、方向性としてスマホやタブレットを意識した動きがありました。
PCからスマホへという流れです。
Macはそこを逆にいったんですよね。iPhoneからMacに、という流れが起きました。
ここが興味深い分かれ道で、結果的には後者が生き残った形でした。
もっともそれだけが原因ではないと思いますが、PC的な設計でスマホやタブレットは勝てなかったということでしょうね。
Windowsはクラウド版などに力を入れていますし、スマホでWindowsを動かす設計にするより、遠隔で動かすほうがいいと踏んでいるところもありそうですね。