関東で火球が出現!落ちた隕石は誰のもの?


先日、関東を中心に大きな火球が深夜に出現したということで話題になりました。

タイムライン上でも音が聞こえたとか、光ったとか、多くの情報がありました。みなさんは見ることができましたか?自分はもちろん夢の中でした。

火球とは?

火球というのは、流れ星のことです。

普通の流れ星はなかなか爆発音が聞こえるほどのものでもありませんが、流星群など見ているとたまに音が聞こえることもあります。

この音の正体は宇宙空間をさまよっている隕石が地球の大気に触れることによって起きる摩擦音です。相当な温度になっており、普通はこのくらいの大きさですと地上へ辿り着く前に消滅してしまいます。

今回の火球はおそらく野球ボールくらいだったのではないかという話ですが、そう考えると恐竜が絶滅したときのような巨大な隕石というのは、かなりの大爆音だったことでしょうね。

隕石は誰のもの?

今回の火球に関しては、もしかしたら地上へギリギリたどり着いた可能性もあるということですが、今の段階ではどこに落ちたかわかりません。海に落ちたらもう回収することは不可能です。

地上へたどり着くと、すなわちそれが隕石として存在するわけで、まぁたまに日本でも隕石って落ちることありますよね。決して珍しいことでもありません。一戸建てに直撃して屋根が破壊されたなんてニュースもありましたね。

さて基本的に落としものはその所有者のものとして手続きされますので、基本的に物を自分の物として所有することはできません。しかし隕石は落とし物ではありますが、誰かが落としたものでもないということで、手続き上は落ちた土地の所有者のものとして扱われます。

昔からこういった隕石は重宝され、日本でも隕石を利用して作られた流星刀という刀剣もあります。このように、隕石を加工したアクセサリーや刀剣などは世界中に存在しています。

今だと研究用として博物館や研究施設に寄贈されるケースもあるそうです。

今回の火球はどこかから見つかることはあるのでしょうか。