今年はMacBook Airが登場して10年となるそうです。
MacBook Airは衝撃のパソコンでした。あの薄さ、スタイリッシュさ、当時のパソコンの中では圧倒的でしたね。
当時はさすがに持ってませんでしたが、KAMIJOさんが使っていて、それがMacBook Airをヨドバシカメラ以外で初めて見た瞬間でした。
実はその後、5、6年前くらいに某先輩ミュージシャンの誕生日会で行われたビンゴ大会で、見事MacBook Airを引き当てまして、それ以来ずっと使っています。
ツアーでは作業で使いたいソフトウェアの関係からWindowsがよかったりする都合もあり、母のお下がりでもらったすごい古いVAIOをSSDに換装したやつを使うこともあります。
どちらも古いパソコンですが、まだまだ十分に使えます。すごいですね。
MacBook Airはなくなるのか
2015年に、MacBookという改めてシンプルなネーミングで出した商品が、超薄型&軽量のもので、軽いのが欲しい、という人はそちらを求めるようになります。
そうなってくるとMacBook Airの位置づけが曖昧になってくるわけです。このままAirシリーズはフェードアウトすると考えられていました。しかし、最近になって低価格のMacBook Airが登場するのではないか、という噂話がより濃厚になってきています。
2018年夏前に「低価格のMacBook Air」が登場の噂。もはやAirのアップデートは世の中に必要だと思う!
APPLEってあんまり廉価版を出すイメージはないんですけど、iPhoneもSEシリーズを出していますし、ディスプレイやCPUなどのグレードを下げてMacBook Airを出し続けるということなのでしょうか。
パソコンを使う人がみんな超高スペックで仕事をしているわけではなく、むしろパソコンの性能を十分に使っている人のほうが少ないような気がします。安いPCも増えていますし、対抗するということなのですかね。
共食いを恐れるな
「共食いを恐れるな」というのは、スティーブジョブスの考え方です。スティーブジョブスはiPodという世界的に大ヒットするミュージックプレイヤーを生み出しました。その一方で、iPhoneも生み出します。iPhoneの普及によって、それ自体で音楽を聴けるという性質もあることから、iPodの販売が縮小傾向になり、今ではラインナップを減らす形となりました。
企業内で共食いをしたのです。独立採算制を取る多くの企業は、これができません。しかし、これこそがスティーブジョブスの考え方です。そうやってAPPLEは成功していきます。自分で自分を喰わなければ、誰かに喰われるだけ、ということです。
iPadの性能がどんどん上がっています。MacBook Airと値段差がなくなってきています。MacOSでiOSのアプリが動くようになる、なんて話もあります。iPadを出せばMacBook Airが売れなくなるかもしれないですし、MacBook Airの値段を下げたらiPadが売れなくなるかもしれません。もちろん商品としては違うもので安直に比べられませんが、タブレットとパソコンの競合関係をどうクリアしていくかも業界の課題なのかもしれません。タブレットとパソコンを統合したかのようなSurfaceシリーズをMicrosoftは販売しています。OSの発展も含めて、今後の流れも気になるところです。