浦和レッズの天皇杯の一件、再度見直され制裁を課すことが発表されました。
無期限の入場禁止というものでした。
出禁のやり方
こういったいわゆる出禁というのは、エンタメの分野でも稀に存在します。
しかし昔から疑問なのですが、どうやって出禁ってやるのか。
例えば毎回50人程度のキャパシティでのイベントを開催するような規模、小さい飲食店などならば、まあ顔を覚えて出禁というのはあり得なくもないかもしれませんが。
今回の浦和レッズのように何万人規模になると、出禁ってどうやるんでしょうね。
実は今回の制裁でも、その実効性については後回しになってるんですよね。
バイトスタッフに全員の顔を覚えさせるとか、そんなことしているとも思えないし。
チケットだって紙だったらわかんないですよね。
本人確認もしないし。
その人の名前でチケットを買ったら買えないとかあるのだろうか。
でもそれだったら同姓同名だとどうなるんだろう、とかね。
コミュニティでの出禁は勘弁
こういった出禁で一番嫌だなと思うのは、お客さん同士でその作用を生むことです。
今回の件だったら、浦和レッズのサポーター側が顔を把握して、もしいたらスタッフに通報、とかね。
こういうのはあっちゃいけないと思うんだよな。ギスギスしそう。
だからといって、指紋認証や顔認証をすべてのお客さんに課すわけにもいかないですよね。
そもそも出禁って、無理ありますよね。無理のある制裁ってどうなんだろうと思うわけです。
天皇杯の出場停止とか、無観客試合とか、そういう実効性のある制裁のほうがよかったのではないだろうか。