日本、アメリカ、韓国、中国でとったアンケートによると、日本人の高校生たちは肉や野菜、魚などをよく食べ、インスタント食品やファストフードを食べる割合が一番低かったようです。
日本、最もファストフード食べず 日米中韓の高校生比較(フジテレビ系(FNN)) – Yahoo!ニュース
意外?当然?日本人とファストフード
日本人はファストフードが好きそうなイメージがありますが、この4か国の中ではもっとも食べる割合が少なかったという結果となりました。前回の調査と比べても減少しているということで、日本人の高校生の食生活が変わってきている様子がわかります。
記事内では2005年制定の食育基本法や、小中学校への栄養教諭の配置が一因ではないかとありますが、ファストフード自体が多様化していることも挙げられるかと思います。以前はファストフードといえばハンバーガー、というイメージが強かったです。しかし、牛丼屋や定食屋に行く高校生もたくさんいますし、ずいぶん前にブログでも紹介しましたが、居酒屋に学校帰りに集まる子供たちもいるそうです。100円で楽しめる回転寿司も昔よりも普及してますしね。
純粋に子供がパッと食べるものの選択肢が街にあふれているという時代感の裏返しのようにも思えます。
それと、マクドナルドといったハンバーガーチェーンがやや昔よりも値上がりしているのも一因かもしれません。
意外と健康的な若者たち
健康に気を使う、ということを意味しているかは別としても、昔よりも食生活について気にするような時代にはなっているのかなと思います。ライザップのような厳しい食生活の制限もまた、昔にはあまり一般的ではない手法でした。
コンビニでもライザップとコラボした食品が並ぶなど、そういった健康志向の流れを若者も感じ取っているところもあるのかもしれません。
なんにせよ、食生活の多様性はいいことです。子供たちはバランスよく安くておいしいごはんをたくさん食べて、健康的に育ってほしいものです。