QUESTIONより
コロナの影響で収入減少により、大学の学費を払えない学生が増えているそうです。3密を避けるため大学側も通常授業が出来ず、オンライン授業に切り替えてます。ただ対面授業じゃないと理解できないし質問もしにくい環境。イレギュラーなオンライン授業の状況下で通常の授業料のままってどうなのでしょうか?学ぶ側も教える側から考えてもその辺りに疑問を感じてしまいます。
これは大学だけではなく、全ての教員が頭を悩ませているところでしょうね。
学費は問答無用でとられる
すべての学校がそうかわかりませんが、おそらく多くの学校が通常通りの学費を取ることになるでしょう。ライブなどはチケットは返金するのに対して、なぜ学費は返してくれないのかという気持ちもわかります。
大学は4月頭は対策で休校扱いにしながらも、4月末あたりからはリモートでの講義に切り替えざるを得ません。
大学側としても慣れてないオンライン授業に切り替えるストレスがあるわけで、これをすべての大学とすべての学生がスムーズに行うことを要求するのはなかなかハードルが高そうです。
自分の母校でもあるSFCはオンラインでも遜色のない授業をやるという旨を早々に発表してましたが、SFCはこういうときでも強そうだなぁ。学生も鍛えられそうですね。
大学によっては、学費の返金ではなく、リモートワークの補助金という形で学生にお金を渡している大学もあるそうですね。
学位をあげていいのか、学年をあげていいのか問題
こういうイレギュラーな授業体制となってしまい、それでも授業数を調整して学年を進学させたり、卒業させてあげる措置は必要になります。
しかし、オンライン講義など大学ならまだしも、小学校ではそうはいきません。学生が全員留年するということは考えられませんが、本当に学年をあげていいのか、卒業させて学位をあげていいのか、という基本的な問題へ立ち戻る必要もあります。
このまま万が一小学校の休校が続いた場合でも進級させるのであれば、そもそも年間の学習指導要領とはなんだったのか、という話にもなりかねません。それで進級できるなら、来年以降だってそれでいいじゃん、って話です。このあたり、文部省や教員の方々はさんざん悩んでいるところでしょうね。
すでに、夏休みを削るとか、なかにはゼロにするなんて話もあります。しかしそれも、この初夏の間で元通りになればの話です。どうなるかはだれにもわかりません。