こんなのあり?国全体のインターネットが使えなくなる!


今や生活の多くをインターネットに頼っています。

インターネットといっても、WEBサーフィンだけがそうではありません。友人同士や仕事の連絡は多くの人がもはや手紙を使うことも少なくなり、買い物もネットショッピングが増えてきました。実際の実店舗での買い物も、クレジットカード、Suicaなどでの買い物はネットワークが必須となります。テレビやラジオも、もちろん電波が主流ではありますが、現在は電波からインターネット回線を利用したサービスも増えてきています。

災害には強い?弱い?

インターネットが使えなくなってしまったら、世の中が大混乱に陥ってしまいます。

そんなインターネットは災害には強いのでしょうか?東日本大震災の時は、東京は携帯電話の電波はつながりにくくなりましたが、多くのWiFiスポットは比較的つながった印象があります。自宅やスタジオでもWiFiは地震当日でも問題なく使えました。もちろんさらに強い地震がきたらダメかもしれないですが、当時はネットワークも思ったより強固なんだなという印象を持ちました。

自分の考えだと、インターネットは災害には強いと考えています。インターネットは蜘蛛の巣のように世界に張り巡らされた回線ですので、たとえ天変地異が起きてどこかの回線が切れたとしても、遠回りでインターネットの回線は問題なく使える、というのがインターネットの強みでもあります。核戦争が起きても使えるネットワークを作るために、なんて話もあるくらいです。もっともこれについては、彩雨さんは俗説だと思ってますけどね。

でも国全体がオフラインに!どうして?

例えば東京のように、もうそれこそどこにでもパソコンと通信回線があるような都市ならともかく、世界にはそういった主要地域を結ぶ巨大なネットワーク回線があります。

実はインターネットは通信衛星で世界を駆け巡ると思っている人もいるかもしれませんが、実際には海底にあるリアルのぶっといケーブルで世界をつないでいるのです。この広い地球、この広い海にケーブルを通すなんて、すさまじいことですよね。

インターネット、最悪のシナリオが現実に ー 国全体がオフライン(BUSINESS INSIDER JAPAN) – Yahoo!ニュース

それがこの4月にアフリカのモーリタニアでインターネットがつながらなくなる事件が起きました。原因は海底のケーブルが切断されてしまったからだそうです。

なぜ切断されたかはわからないようですね。テロなのか、でかいサメが食いちぎったのか…

とはいえ海底ですから、何が起きるかなんてわかりません。ケーブルはとても長く、警備をするのも大変です。

今回のケースはとても稀なものではありますが、インターネットがこれだけ主流なインフラとなった現代、海底ケーブルという大事なインフラについて各国がもっと考えていく必要があるのかもしれません。