今日から実証実験!テレビのインターネット進出は待ったなし!


先日の京都の講義でも、テレビの話をけっこうしました。インターネットとも関連しますし、エンターテイメントにも大きな影響を与えているツールですので、欠かすことができないテーマです。

今日から実証実験

2020年は、テレビのインターネット進出が進む1年間になるでしょう。NHKは条件付きで本格的にネット配信をスタートさせます。時代の流れには逆らえません。

こうなってくると民放にとってもネット進出をにらむ必要がありますが、手早く一手をうってきましたね。

TVerでネット同時配信の実証実験を行うそうです。期間は今日の夕方から24日までということで、ちょっと時間があるときに自分も見てみたいなと思っています。

テレビのインターネット進出は進むしかない

テレビのインターネット進出は、確実に進みます。技術的には何年も前にクリアしているはずです。あとは権利問題だけです。

夕方のニュースなどは、地方局はローカルニュースを中心とすることで、うまくすみ分けができるのかなと思います。

今は日常的にスマホやタブレットでも映像を見る人が多く、テレビにとってはネット進出は奪われつつあるシェアを奪い返すためには必要なことでしょう。この流れは止めることはできません。数年後にはようやくテレビがスマホで見ることができるんだなと、ちょっと安心しています。

ワンセグももちろんいいと思いますけど、スマホのグローバル化を考えると、仕方のないことです。自分もいろいろ端末を持ってますが、ワンセグを見ることができる端末は今はなにもありません。これが現実でしょう。

変化を止めてはいけない

先日の講義の中でもさんざん話しましたが、変化を止めてはいけないということです。

日本は変化を止めがちです。きっと、それはこれまでが良い時代だったということの裏返しでしょうけどね。変化するのは怖いことですから。

テレビなんか典型的に変化を恐れている業界だと思っていますけど、それでもこうしてNHKに続きすぐに動きを見せてくれたことは、とても歓迎しています。

民放各社も法律的な面、スポンサー、視聴者といろいろ難しいでしょうが、ぜひインターネット進出を進めてもらって、新しいお金の流れを作り、ビジネスチャンスに活かしてもらいたいなと思っています。