AIBOの話題はこのブログでもたびたび書いています。個人的にも注目している商品の一つです。
先日、愛犬と息子さんを亡くされた老夫婦がAIBOを購入したという記事がありました。
“もう愛犬の死に目にあいたくない”感情に寄り添う犬型ロボットaibo人気のわけ 札幌市(北海道ニュースUHB) – Yahoo!ニュース
ロボットがその代わりになるのか、考え方はさまざまでしょう。ぜひこれからも注目していきたい分野です。
死なない肉体
新しいAIBOは、蓄積されていったデータがクラウド(インターネット)に保存され、継続していくことができます。これはどういうことかというと、なにかで本体自体に致命的なダメージがあり壊れてしまったとしても。中身の記憶をまるっと新しい体に入れ替えることができるのです。そのため、死にません。死なない、とい表現が適応されるか微妙なところではありますが。
エヴァンゲリオンで綾波レイのクローンの話がありましたが、なんかイメージ的にはそんな感じなのでしょうか。
こういった考え方はとても画期的です。肉体と精神を分けるというのがこれからの人間が考えるべきテーマだと思っています。精神が入れ替わったAIBOを、それをまたこれまでのAIBOと同じものだと思うのかどうか、というところが気になるところです。
死なない精神
肉体がダメージを追ってしまっても、精神面はインターネット上で保存することができる、という考え方も興味深いところではあります。アニメネタばかりでなんですが、シュタインズ・ゲート・ゼロや劇場版ソードアート・オンラインは亡くなった特定の人間の意識を人工知能に移植する話でした。実際問題そんなことができるかどうかは別としても、人工知能は精神だけで存在できるのかどうか、というところがSF的には興味深いところですね。今回はAIBOですが、これを人型ロボットと人工知能で置き換えたら、まさにSFの世界です。
もう一段階SFの話をすれば、自分の精神面を常にネット上にバックアップすることができれば、変な話自分がなにかで死んでしまってもよみがえることができるのかもしれません。いや、これは厳密にはよみがえるのではなく、自分のコピーが存在しているだけなのかもしれないですけどね。
「不老不死」のいま:マインド・アップローディング|WIRED.jp
脳のバックアップなんてできるのかとか思いますが、まぁ先の未来の話ではありますね。
もしAIBO買った人いたら、いろいろ話を聞かせてくださいね。