これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです。
成田空港そばに誕生する近未来型複合施設
成田空港から車でわずか3分という好立地に、2027年の開業を目指して大規模な複合商業施設「ゲートウェイ成田」が建設されています。その広さは東京ドーム10個分に相当し、アリーナは客席が5000席ほど、スクリーン面積は600平方メートルにも及ぶとのことです。まるで近未来を思わせるような大迫力のデジタルドームホテルも計画されており、海外からの観光客が空港に到着してすぐにイベントやコンサートを楽しめる環境を実現しようとしています。日本食の国際展開や飲食文化の発展に寄与するというテーマも掲げられ、巨大な敷地で繰り広げられるエンターテイメントがどんな景色を描くのか、期待が高まります。
カナダのトロントでも空港そばに大規模イベント会場があり、海外アーティストが空港に降り立ってそのままライブを行うという事例がありましたが、ゲートウェイ成田はまさにそれと同じような使い勝手の良さを備えています。飛行機で到着した瞬間からステージに立てるなら、翌日にはまた別の国でイベントを行うことだって可能です。国際競争力を高め、世界に開かれた「エンターテイメントの玄関口」として成田が変貌する日もそう遠くはないのかもしれません。
空港近接で広がるイベントと観光の未来
成田空港といえば東京中心部からやや離れたイメージがあり、どうしても羽田空港のほうがアクセスの良さで目立ちがちです。しかし、海外からのお客さんにとっては日本入国後すぐにイベントやライブを楽しめるのは大きなメリットになるはずです。実際、大型コンベンションやコンサート会場が成田空港のごく近くにあれば、「日本でイベントに出演する→翌日はソウルへ」「日本でコンサート鑑賞→その日のうちに帰国」といったスピーディーなスケジュールも組めるようになります。
国際線で遠征するアーティストにとっては移動時間が短くなるだけでなく、政治家や著名企業のトップが国際会議を行う際にも効率的です。成田に大きなホテル群やショッピングエリアが集約されていれば、移動負担の少ない滞在スタイルが確立できます。これによって海外の観光客やビジネスパーソンがお金を落としていき、地域経済が活性化していくことにもつながるでしょう。日本国内からアクセスする場合は、東京を基点に考えると「少し遠いな」という印象があるかもしれませんが、飛行機や鉄道をうまく使えば意外とスムーズに行き来できるはずです。
日本のエンタメ新時代に向けた分散の可能性
日本では政治も経済もエンタメも、どうしても東京に一極集中する傾向があります。もちろん、横浜や大阪といった大都市に拠点を構える取り組みもありますが、IR(統合型リゾート)の誘致やカジノ構想などが住民の反対で進まなかった例もあります。その一方で、世界を見渡せば都市開発のために新たな街を大胆に作り上げ、国際的な観光・ビジネス・エンタメ拠点に育て上げる動きも見られます。
成田空港近くに誕生するゲートウェイ成田は、まさに新しい街づくりや経済活性化の可能性を秘めた取り組みだといえるでしょう。東京から距離があるがゆえに独自の個性を育むことができ、空港と直結した大規模エンタメタウンとして発展していけば、日本における新たなライブやコンサートの定番スポットになり得ます。世界とのハブになる空港の強みを最大限に活かし、カジノや高級ホテルなどのレジャー施設を含めた総合型の観光地が生まれれば、成田が“日本版ラスベガス”のように成長する可能性だってあるはずです。限られた土地ではあっても新しい発想で街づくりを行い、海外からの需要を呼び込み、地方と東京を結ぶ新たな文化・経済の動線を築いていく。この取り組みがうまく花開けば、日本のエンタメシーンはこれまでにない盛り上がりを見せるかもしれません。ゲートウェイ成田がどのように姿を現していくのか、2027年に向けた進捗が今から楽しみです。