これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです
Amazonプライムビデオ、ついに広告導入
2024年4月8日から、Amazonプライムビデオに広告が表示されるようになりました。これまで広告なしで快適に楽しめていたプライムビデオですが、ついにこの流れに乗ることに。Netflixに続く形での導入で、「とうとう来たか…」という印象を持たれた方も多いかもしれません。
気になるのはやはり、広告がどのタイミングで、どんな形で表示されるのかという点。特にアニメや映画など、物語の流れを遮られると没入感が損なわれてしまいます。筆者自身も最初はその点を懸念していたのですが、現段階ではそこまで気にする必要はなさそうです。今のところ、視聴前に広告が表示されるのみで、作品の途中に割り込んでくるようなものではありませんでした。視聴したアニメでは本編中の広告挿入もなく、拍子抜けするほどスムーズでした。
広告の内容と広告フリーオプションについて
広告の中身についても、今のところは比較的まともな内容ばかりで、過度にストレスを感じるものではありませんでした。「もし下品な広告や、不快な内容が表示されたらどうしよう…」と不安に思っていたのですが、少なくとも筆者の体験では、そのようなケースはなく一安心です。
なお、月額390円を追加することで「広告なし」の視聴を続けられるオプションも提供されています。しかし筆者としては、今の広告の量と内容であれば、追加料金を払わずにそのまま使い続けても良いかなという判断です。特にアニメや短編作品がメインであれば、冒頭に数十秒の広告が入る程度ならそこまで大きな問題にはならないでしょう。
インフレの中での「広告という選択」
今回の変更は、単なる収益モデルの転換というより、「インフレ」という時代背景の中での苦肉の策と言えるのかもしれません。年会費や月額料金を上げる代わりに、広告を導入することでバランスを取る。そういったAmazonの姿勢も、ユーザーにとっては理解できる部分があるのではないでしょうか。
確かに「広告は嫌だ」という声もあるでしょうが、料金の値上げよりはまだ許容しやすい形かもしれません。実際、他のサービス──たとえばYouTubeやDAZNなど──も、今では当然のように広告を挿入しています。今後、Amazonプライムビデオでも広告の頻度や形式が変化する可能性はあるものの、「お金を払えば広告なし」が必ずしも当たり前ではなくなる時代が、すぐそこまで来ているのかもしれません。
今回の変更も含めて、これは一つの時代の流れ、あるいはインフレへの適応だと受け止めるべきなのかもしれません。少し寂しさはあるものの、これが今後のスタンダードになる可能性もあります。皆さんはどう感じましたか?
今後の動きにも注目しながら、変化する配信サービスとの付き合い方を考えていきたいところですね。