Tポイントは窮地に、これからの日本のビッグデータは誰の手に?


「Tポイントカードはありますか?」という、もはやキメ台詞かのようなファミリーマート。

しかしその決め台詞ももうなくなってしまいます。

ファミリーマートはTポイントの撤退が最終決定しました。

Tポイントが急にピンチに

もともと昨年より、こういった報道はありました。

ファミリーマートよりも先にドトールがTポイントから撤退し、ファミリーマートもそれに続く形となりました。

ファミリーマートは楽天ポイントが秋から使えるようになるようですが、どちらかというと独自のポイントサービスを強化したい流れもあるでしょう。

なぜ急にTポイントを撤退する企業が増えたのかわかりませんが、昨年はTポイントの顧客情報が勝手に警察の操作に情報を流したということもありましたね。

利用している企業からすればそれはある意味自分たちの顧客データであり、なんだかなぁと感じたところもあったかもしれません。

斬新だった顧客データを扱うビジネス

以前までもポイントサービスというのは存在していました。

ただそれはあくまでそのお店で使えるポイントサービスです。

その目的もユーザーの囲い込みというところが大きかったでしょう。

でもTポイントは大きくのお店で使えますよね。ここがとてもおもしろい目の付け所でした。

Tポイントは1業種につき1社のみと方針を決めていたようで、例えばコンビニならファミリーマート、コーヒーならドトールとう感じで大手と提携していました。

ユーザーとしては多くの店舗でポイントを貯め、それを使うことができるというのは大きなメリットです。Tポイントカードには、多くの顧客データが集まります。

その情報を売り渡す、というといいかたが悪いですが、多くの顧客データから新たな商品開発に結び付けられるようなデータを得ることができます。ビッグデータといって、1件、2件のデータではなく、何万、何十万人、それ以上のデータからユーザーの動向を予測することも可能です。

実際にファミレスなどはこういったビッグデータをもとにメニューを展開しているといわれています。

こういったデータのビジネスにいち早く目をつけたTポイントは、多くの企業を絡めサービスを進めていました。しかしファミリーマートのTポイント撤退により、Tポイントにとってはこれから厳しい戦いを強いっれることになるでしょう。

現在はインターネットやスマホのように、もはやサービスは国境を超えて存在しています。ビッグデータの収集は最終的には中国とアメリカに世界中の個人情報が集まることになるでしょう。日本は世界的には完全に出遅れてしまいましたが、これからどうなるのでしょうか。