昨年からじわじわと話題性が高まっているのが、電動キックボードです。
なかなか興味深い乗り物ですが、なんか1分で転びそう。
電動キックボードと規制緩和
日本ではなかなか新しい乗り物は浸透しません。
というのも、いろいろと法的な規制があるんですよね。
ミラーを付けなきゃダメってのとヘルメットというのがけっこう重くのしかかってきまして、ちょっと改造した原付ってところです。
しかし、今年は規制緩和がありました。
なんと、公道でのヘルメット着用が任意になったのです。
もちろん条件付きですけどね。
電動キックボードの公道走行でヘルメット着用が任意…「新事業特例制度」に認定 | レスポンス(Response.jp)
ただこれ、けっこう重要なことなんです。
ヘルメット不要となるとなにがいいって、シェアリングサービスがやりやすくなるんです。みんな、ヘルメットなんて持ち歩いてないですからね。
どこかでふらっとレンタルできるってことですね。
さらなる規制緩和も
ですが、こういったものが普及すると、次に問題になるのが、安全性です。
ただでさえ電動キックボードは危ないという声も多いですからね。
それと並行して、ルールに関しても問題になるでしょう。
こういった新しい乗り物に関しては、きちんとルール作りが必要です。
現在進められているのが、低速に限り歩道もOKになるというものです。
電動キックボード15km/h以下なら免許不要へ モビリティ「速度で3分類」警察庁案 | 乗りものニュース
新しい区分を作るというもので、速度別で分けるというものです。
今までのものだと何キロ以下でも原付扱いになりますが、今度から低速のものは免許すら不要、さらに低速のものは歩道もOKとなる可能性もあるようですね。
具体的には時速15キロ以内で免許不要、6キロ以内で歩道OKという案があるようです。実際にこうなるかは別ですけどね。
技術が進めば新しい乗り物が登場します。それに合わせて規制緩和や法整備は必要になります。
もちろん安全性とにらめっこしながらですが、今後の動きも気になりますね。