これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです
「生成AIをよく利用する人ほど、外交的で活発な傾向がある」
NTTドコモが、こんな面白い調査結果を発表しました。
調査によると、「あなたは外交的で活発だと思いますか?」という質問に対して、生成AIを「毎日使っている」と答えた人の方が、「強くそう思う」「そう思う」と回答した割合が高かったそうです。
正直、僕はこの結果、ちょっと意外でした。
僕自身、生成AIは毎日のように使っていますが、「じゃあお前は外交的で活発か?」と聞かれたら、「うーん、少し違うかな…」って答えちゃう気がします(笑)。皆さんはどうですかね?
「新しいもの好き」とリンク?ネット黎明期もそうだったかも
ただ、同時に発表された別の調査結果を見ると、この話も「なるほどな」と思える部分があります。
それは、「あなたは新しいことが好きで、変わった考えを持つと思いますか?」という質問。これに対しては、生成AIの利用頻度が高い人ほど「強くそう思う」と答える割合が、明らかに高かったんです。こっちは僕も「間違いなく強くそう思う!」って即答しますね(笑)。
つまり、こういうことかもしれません。
生成AIをよく使う人というのは、そもそも「新しいもの好き」で、未知の分野にどんどん飛び込んでいく好奇心旺盛なタイプが多い。そして、そういう人たちは結果的に「外交的で活発」である傾向が強い、と。この2つの質問は、結構リンクしている気がします。
こう考えると、なんだか分かる気もしてきませんか?
ふと、インターネット黎明期のことを思い出しました。
今でこそネットは誰もが使うものになりましたが、Windows95が出たばかりの90年代後半なんて、ネットに接続するだけでも一苦労でしたよね。どうやったら繋がるのか、自分で調べて、試行錯誤して…。
そんな時代に、いち早くインターネットの世界に飛び込んでいた人たちって、きっと「新しいもの好き」で、行動力のある「活発な」人たちだったんじゃないでしょうか。
2000年代に入って2ちゃんねるなんかが流行りだした頃は、なんとなく「ネットを使ってる人=内向的」みたいなイメージがあったかもしれません。でも、本当の黎明期を支えていたのは、実は好奇心旺盛な「陽キャ」だったのかもしれない。
今回の生成AIの調査結果を見て、そんなことを思いました。いつの時代も、新しいテクノロジーの波に真っ先に飛び乗るのは、外交的で活発な人たちなのかもしれませんね。だから何、って話ではないんですが、なかなか興味深い調査だなと思いました。