ブランド品のリメイクで逮捕者も。二次創作のこれから


二次創作についての考え方は、ここにきて何かが変わろうとしています。

一番難しいラインは商用利用。

商用という概念も、商品を売るだけではなく広告収入など、幅が広がっているのも特徴ですね。

エルメスのリメイク

エルメスの製品をリボンなどにリメイクして販売していたとして、逮捕者がでました。

AYAME-nft.eth / 摩天楼オペラ 彩雨 on Twitter: “ブランド品のリメイクね。なるほど。「エルメス」リメークのヘアゴム販売は違法 「かわいい」SNSで横行(毎日新聞)#Yahooニュース https://t.co/hEDQWHWFhN / Twitter”

ブランド品のリメイクね。なるほど。「エルメス」リメークのヘアゴム販売は違法 「かわいい」SNSで横行(毎日新聞)#Yahooニュース https://t.co/hEDQWHWFhN

偽物の販売ではなく、あくまで本物の製品を加工したものだそうです。

しかし、こういったブランド物の多くは、こういった二次加工のものを販売することを禁じています。

まぁたとえ本物の加工であったとしても、非正規の商品が出回ることでブランドイメージにも傷がついてしまいますからね。

二次創作の考え方

とはいえ、日本は江戸時代から着物などを加工したりしながら、長く着用するという文化がありました。

こうした二次的な加工でのアイデアということ自体を否定的に捉えすぎるのもよくありません。

今はネットを活用することで、簡単に商用利用できるようになってしまったというところで、話がややこしくなっているんでしょうね。

純粋に二次的な加工を楽しむだけではなく、そこを商売にされてしまうと話は別、といったところでしょうか。

しかし毎度のことながら、その線引きは難しいです。

今回の件に関しても、エルメスでやるから売れるわけで、ただのノーブランドのスカーフでは売れないのでしょう。

アンダーグラウンドなところでは、こういった二次的な利用をOKにする考え方が広まりつつあります。

しかし、エルメスのようなハイブランドでそれをやるのは難しいでしょう。

将来的に、この二次創作の考え方がどちらに向かうのかとても興味があります。