060の電話番号割り当ては見送りへ!どうなる残り少ないスマホの電話番号


これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです

今日は、私たちの生活に欠かせないスマートフォンの「電話番号」に関するニュースがありましたので、ご紹介したいと思います。

携帯電話の番号が足りない!「060」開放は延期へ

現在、日本の携帯電話番号は「090」「080」「070」の3つの番号帯が使われています。
皆さんもご存知の通り、スマートフォンが普及し、一人で複数台の端末を持つのが当たり前になったことで、電話番号の枯渇問題がずっと指摘されてきました。

そこで、新しく「060」から始まる電話番号を開放するという計画が進められていたのですが、最新のニュースによると、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの通信大手各社が足並みを揃え、この「060の開放」を当面延期すると発表しました。
(※事実確認の補足:元々は2024年末〜2026年頃の導入が検討されていましたが、既存の番号の使い回しやシステム対応の兼ね合いで導入時期が見直されている状況です。)

なぜ電話番号がこんなにも足りなくなっているのかというと、一番の理由は「一人で複数回線を持つようになったこと」です。
さらに盲点なのが、音声通話ができない「データ通信専用SIM(タブレットやルーターなどに入れるSIM)」です。実はこれらにも、裏ではシステム管理上11桁の電話番号がしっかりと割り当てられています。IoT機器なども含めると、ものすごい勢いで番号が消費されているのです。

なぜ「060」の開放は延期されたのか?

記事には延期の具体的な理由は明記されていませんでしたが、少し考えると見えてくるものがあります。

現在、日本中のあらゆるシステム(銀行、クレジットカード、ウェブサービスの会員登録、ポイントカードなど)が、「携帯番号は090・080・070から始まる11桁」という前提でプログラムを組んでいます。
もしここでいきなり「060」を開放してしまったら、どうなるでしょうか。

「新しい060の番号で会員登録しようとしたら、システムが『不正な電話番号です』と弾いてしまって登録できない!」といった混乱が、日本中のあちこちで起きる可能性が非常に高いのです。
携帯電話がもはや社会インフラになっている以上、関連するすべてのシステムが「060」に対応するのを待つなど、慎重にガチャガチャいじらずにタイミングを見計らっているのではないでしょうか。

今後の電話番号はどうなる?桁数は増えるのか

約2年前(2024年9月時点)のデータでは、「090」と「080」はすでにほぼ全て割り当てが完了しており、「070」の残りも約530万回線分しかないと言われていました。今はもっと減っているはずです。

解約された古い電話番号を一定期間置いてから使い回す(再利用する)ことで、今のところはなんとか凌いで「現状のままでもまだ大丈夫」という判断になったようですが、いつかは必ず限界が来ます。

昔、携帯電話の番号は今より1桁少なく、固定電話と同じ10桁(090-×××-××××)でした。それが1999年に今の11桁(090-××××-××××)に変更されたという歴史があります。
もし今後さらに足りなくなったら、また桁数を12桁に増やす日が来るのでしょうか?さすがに12桁になると覚えるのも打つのも大変ですよね。

いずれにしても、どこかのタイミング(来年や再来年あたり)には、必ず「060」の電話番号が私たちの手元に届く日が来るはずです。
初めて「060」の番号を持った人は、最初は色々なサイトで登録エラーが出て少し苦労するかもしれませんが、それもまた新しい時代の風物詩になるのかもしれません。

今日は、一旦延期になった「060」の電話番号についてお話しさせていただきました。