1日に300回も写真を撮られる国も!監視カメラはいるのか、いらないのか!


街の安全、治安、そういったものを維持するために必要になるのが監視カメラです。もちろん、監視カメラを設置するということは、それだけ人のプライバシーを守れなくなるという考え方もあります。監視社会について懸念する声もあることでしょう。

監視に積極的な国は?

現在の先進国で、圧倒的に監視カメラの台数が多いのがイギリスです。イギリスの大都市では、なんと1日に300回も市民が撮影されているといわれていて、そのカメラの台数はなんと600万台です。

実際にイギリス国内で起きたテロでは、その監視カメラの映像が分析に役立っています。

バスの中にも何台もカメラがあり、電子マネーの使用履歴や携帯電話の位置情報から、イギリスの多くの人間の動きを把握することが可能と言われています。

一方でイギリスのすぐ近くにあるフランスはプライバシーについて強固な考え方を持っており、監視カメラの設置には消極的です。

カメラ一台当たりの人数で考えると、韓国もかなりの監視カメラが設置されています。2015年の段階で6.4人に1台の割合で設置されており、これは世界でもトップレベルです。

日本は、実はそこまで監視カメラの台数は多くはありません。

監視カメラの必要性

いろいろな意見があるでしょうが、その情報をきちんと管理できるのであれば、監視カメラはある程度あること自体はやむなしというのが自分の考えです。

それは、日本の治安が悪いという意味ではなく、なにかよからぬ事件があったときへの対応という意味も込めてです。

「みまもり自販機」 警察署と連携、犯罪捜査に威力 人の目線で広角撮影(食品新聞) – Yahoo!ニュース

先日、監視カメラ内蔵の自動販売機というものが発表されました。

自動販売機は常に電力を使っていますし、街には多くの自動販売機が設置されています。ある意味一石二鳥かもしれませんね。

最近は防犯のために勝手にしゃべる自動販売機もあるそうです。日本は世界の中でも自動販売機の最先端国です。それこそ、AIのようなものもを搭載した自動販売機が後々登場してもおもしろいですよね。

「監視カメラ」というとちょっと威圧感といいますか、なんだか仰々しい社会って感じもしますけど、テクノロジーによって「みまもる」というニュアンスでこういったセキュリティに活かすことができるのであれば、大事な技術の一つになるなと思っています。