チケット転売というと、あくまで人が取ったチケットを転売するようなイメージもあります。チケットに関わらずですが、転売業者が限定品など徹夜で並び、それを転売するという話もあります。以前も、なんだったか覚えてないですが、なにかの限定の人形だかなんだかが中国人の転売業者だけでなくなってしまったというニュースがありました。あれは、個数制限などもしてなかったことも問題になってましたけどね。
中にはホームレスなどに声をかけ、並ばせる事例もあるそうです。
アクセスの9割がボット
イープラスのアクセスの9割がボットというニュースがありました。
イープラス、チケット転売目的の悪質なボットを撃退–アクセスの9割を占める(CNET Japan) – Yahoo!ニュース
ボットというのは、オートでなにかをやってくれるプログラムのことです。Twitterでもなんとかボットとか、設定していたつぶやきをオートで流してくれるものもありますよね。
こういったプログラムは、とても便利なものです。しかし、実際のところこういったボットのアクセスは問題になっています。オートで会員登録してオートで何かをやったりと、そんなことまで勝手にやってしまいますからね。そうできないように、ボット対策としてあるのがチェックボックスにチェックをつけたり、番号をいれたりとか、そういうのがあるわけです。
メールなども含めて、インターネットの多くのトラフィックはこういったスパムのボットによるものという認識はありました。しかし、イープラスへのアクセスの9割がボットというのも恐ろしい話ですね。
チケットって金になるんですね(笑)
こういったボットを締め出すシステムを作ったとしても、もしかしたらまたイタチごっこになる可能性もあります。今後の動きも含めて気になるニュースでした。
他にもあるインターネットの迷惑ボット
一番定番なのは、コメントなどを書き込むスパムボットです。実はこのブログにも大量のスパムは日々届いていまして、全部フィルターでカットしています。
インターネットに掲載しているメールアドレスにひたすらスパムメールを送るボットもあります。昔はメールアドレスってホームページ上に記載するのが普通でしたからね。うっかりアドレスのせるとすごい量のメールがくるものです。
DDoS攻撃ボットというのもあります。これは、何度もアクセスしてアクセス過多にして狙っているホームページのサーバーをダウンさせるのを目的としています。大勢で一斉にリロードしているわけではなく、機械でやっています。
オンラインゲームでは、経験値やアイテムをオートで稼ぐようなボットもあるようです。ゲームと言えども、実際にお金に変えられるゲームもあるので、こういうのもお金になるんですね。
まぁ先ほども言った通り、どうしたっていたちごっこになることでしょう。これからも頭を悩ませる業者はたくさんいそうです。