世界中のおじさんバンドマンへ!彩雨が人間ドック初体験してきたの巻


若いバンドマンの方は、30代になって、40代になっての先のことなど考えず、音楽活動に邁進されている方が多いと思います。自分もそうでしたし、それでいいと思います。とはいえ、摩天楼オペラも今年で10周年、自分もこの世界に入ってそこそこ長くなりました。今では長く音楽活動を続け、ファンのみなさんと一緒に年を取っていくのも、また音楽をやる上での一つの夢になっています。

そうなってくると何が大事なのか。

根性や音楽センスも大事ですが、それと同じくらい大事なのが、そう、健康です。

人生初めての、人間ドックへ

年齢18歳の彩雨さんですが、一応世を忍ぶ仮の年齢というのがあります。バンドマンという職業は、意外と知られてないかもしれませんが、健康診断などありません。自営業ですからね。そうなると、もう何年も自分の体のことなど調べてない人も、実際多いのです。自分もまたその一人で、大学のころ簡単な健康診断はやりましたが、もうそれ以来となります。芸能事務所やレコード会社は、働いてる人は健康診断受けられるのに、アーティストは受けられないなんて…このあたり、本当はもっと主張したいところですけど!!(笑)

今回はそんな状況を心配してくれた親戚の方が人間ドックの券を誕生日プレゼントでくれたので、それを使って人生初めての人間ドックへ行ってきました。

予約は簡単で、ネットでできます。病院によって検査内容や金額も違うので、条件にあったところで予約をします。今回は恵比寿ブエナビスタクリニックにお願いしました。

検査は前日から始まる!

検査というのは、当日だけではありません。前日は21時以降絶食、そして食事も消化にいいものとなります。消化にいいと言われてもよくわからないのですが、グーグル先生によると外食系はどれもあてはまらず、リハ後帰宅し、具が少なめのうどんを作って食べました。

そしてもう一つ、検便があります。そう、う〇こです。普段から便通は決して悪くない彩雨さんですが、出せといわれるとなかなか出ないのが世の中の真理。日本シリーズを見ながら、トイレで別の戦いをしてきました。まぁでましたけどね。

ドキドキ、病院へGO!

なんせ、こういうのは初めてなものでちょっと緊張しますね。まず病院で着替えます。待ち時間もあるので、スマホは持ってOKとのことでした。基本的には待合室にいながら、名前を呼ばれると順番にいろいろな検査をします。血圧、身長、体重など基本的なこともやりますし、視力、聴力なども。このあたりは、前にもやったことがありますね。心電図も前にやったことがありました。

内蔵のエコーは初めてやりました。妊婦さんはこういう感じのことをしているんだなぁと思いました。くすぐったいですね。

今回の検査で一番びびってたのは、胃カメラと採血です。胃カメラはやったことなくて、胃の中にカメラをいれるなんて…気持ち悪い以外ないじゃないかと思ってました。事前の説明の文章で麻酔をするということで、それもまたビビってました(笑)まぁ麻酔しないと、気持ち悪くてしょうがないんでしょうけどね。待合室で待っていると、胃カメラを終えた方がみんなフラフラで戻ってくるもので、ちょっとそれ見て怖くなりました(笑)

地震雷火事親父なんて言葉もありますが、実は自分がなによりも苦手なのは注射なんです。インフル予防接種のような腕にするのはまだギリOKなんですが、血管に針を刺して、血を、抜く!怖い!!

さて、順番になると、まず麻酔をします。液体の麻酔でした。注射じゃなくて安心しました(笑)しかし、その安堵も次の瞬間、ビビりの極みに達します。

そう、まさかの胃カメラと採血が同時に行われたのです(笑)まぁもう大人なので、ビビりながらもクールに採血を済まし、初体験の胃カメラに。スプレーのような麻酔も口の中にいれて、マウスピースをしてやります。最初は口の中に入っていった感がありましたが、なんかいつの間にかに終わってました。苦しい思いもしなかったです。このあたりはさすがですね。

まぁ終わった後は、ちょっとふらふらでした。他にも、人生初の脳のスキャンなどもやりました。あとはレントゲン撮影とかね。

気になる検査結果は…?

おかげさまで、健康でした。肺も肝臓も大丈夫で、酒もタバコも続けられそうです。まぁどちらもそもそも健康を害するペースではやっておらず、人生のモットーとしては酒もタバコも100歳過ぎても細々続けるというのでやってますので、どちらもゆるく気長にこれからも楽しみたいと思います。脳も問題ないとのこと。脳なんてなかなか調べる機会はないので、貴重な経験でした。詳細データは後日送られてくるそうで、まぁそれを見てという感じですね。

スタッフの皆さんも親切で、人間ドック初心者の自分でも安心して受けることができました。ありがとうございました。

癌についての考え方

今回はいくつかの選択肢の中から、行きやすいということでたまたま恵比寿の病院を選んだのですが、待合室に病院の院長である春山茂雄先生の著書がおいてあり、拝読させていただきました。自分の父親も癌で亡くしているということで、癌についてはそれなりに気を付けつつ、そしてビビりつつ暮らしています。

時間の関係ですべて読むことはできなかったのですが、独自の視点での癌に対する治療や癌予防についての在り方はとても興味深かったです。また、病気を治すだけではなく、病気にならない人を増やすべき、という考えは素晴らしいですね。

終わってから、久しぶりの食事は​恵比寿にあるらーめん瞠さんにて。みなさんも健康第一に!