インターネットは、厳密にいうといつから登場したかというのは難しいのですが、その基礎的な構想は60年代よりありました。今の我々がこういう形でWEBサイトというものに関われるようになったのは90年代後半からですかね。Windows95の発売も大きなきっかけになったでしょう。
インターネット文化の黎明期。そのころの彩雨少年は、MIDIデータを駆使して自作曲を自作ホームページにアップしたりしてました。けっこういい曲作ってたと思うんだけど、もうそんなのどこにも残ってなくてね。まぁもともと音楽は好きだったけど、同じようにネットで自作曲をアップしてる人がいて、それがすごいいい曲で、自分でもMIDIをがんばって作ってアップしたいなと思うようになったのがきっかけでしたね。
そうなると必要なのが、WEB作りのノウハウです。彩雨少年はインターネット黎明期よりホームページを作るスキルがあったということです。
久々のWEB製作。なんのこっちゃ。
それから何十年。時代は移り変わります。時は流れること2016年。久々にWEBサイトでも作ってみるかと手がけたのが摩天楼オペラの『PHOENIX RISING』の特設サイトです。
こちらになります
PHOENIX RISING特設サイト
FLASHを使うサイトくらいまではギリギリやってて、ちょこちょこと作ったりもできてたんですけどね。でも、もうFLASHなんかも使わないのが主流。さらにスマホでの閲覧が多いということで、どうしたものかと。試行錯誤しながらつくりました。さぁ久々にホームページを作るかとパソコンの前に座ったとき、いったい何をどうすれば世の中にあるようなサイトができるのか、まじで不可解でした。完全に浦島太郎状態でしたよ。
それから1年、頑張ってWEBの流行をなんとなく追いかけ、勉強しながら作ったサイトが『PANTHEON -PART 1-』特設サイトです。
こちらになります
『PANTHEON -PART 1-』特設サイト
最近のサイトは、スマホで見ればスマホに、PCで見ればPCに勝手に変換できるようなサイトになってて、これはそうなってます。めっちゃ大変でした(笑)
まぁその試行錯誤のおかげで、開いたら画面サイズいっぱいに顔ドーンができる技を編み出したんですけどね。
携帯の方はこちら、とか、もう懐かしいですね。
今どき、HTMLなんていじらない?
世の中の方はどうやってWEBサイトを作ってるんでしょう。てか、なんのソフト使ってるんだろう。そう思い、ちょっといろいろ調べてみると、最近はもうソフトとか使わない人も多いみたいですね。WEBサイトを作る方法は、現在は三つあります。
一つ目は、パソコン上で必要なデータをそろえてサーバーにアップする方法。昔のやり方です。特設サイトはすべてこの方法でやってます。
二つ目はCMSという方法です。Contents Management Systemの略で、WEB上でホームページの管理ができます。イメージ的には、ホームページ上にホームページを作るソフトをいれるみたいな感じですね。これだと、HTMLの知識はそんななくても、テンプレート通りなら簡単にサイトを作ることができます。便利ですね。ちなみにアヤノメはこのCMSの方法で作っています。
三つ目は最初からこのCMSが組み込まれているサービスを利用することです。WIXやJINDOといったサービスがあります。これはお手軽にかっこいいサイトが作れるので、とても便利そうです。てか、もはやみんなこれ使えばいいんじゃないかと。
WEBに関しては技術の移り変わりが激しいです。講義内でも同じことを言ってるのですが、正直学校で学んだ知識など、なんの役にも立ちません。数年後、最新の知識を得た若者たちが次々と社会へやってくるからです。大事なのは知識をつけることではなく、知識をつける方法を得ることなのですね。常にアンテナ張って自分で勉強しないと、一瞬で取り残されてしまいますね。実際のところ、自分も長いことやってなかったので、完全無知から勉強しなおしました。いやー、まいったね。
そんな苦労もありながら、もう一つ作った特設サイトがこちら。発売は15日です。いよいよ来週ですね。よろしく。
摩天楼オペラ『PANTHEON -PART2-』特設サイト
パート1の色違いです。姉妹アルバム、姉妹サイトです。